体力・運動能力の調査…50歳以降の体力が向上傾向

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2015年10月15日(木) 16時30分 提供元: CYCLE
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スポーツ庁は、平成26年度体力・運動能力調査の結果を発表した。

体力・運動能力の加齢に伴う変化の傾向を調べると、全体的な傾向として、6歳から加齢に伴って体力水準が向上する。ピークに達する年齢は、男子は17歳頃、女子は14歳頃だ。20歳以降は男女ともに加齢に伴って体力水準が緩やかに低下する。握力は、男子は35~39歳、女子は45~49歳でピークに達する。

青少年(6~19歳)新体力テスト合計点を平成10~26年度で比較すると、平成26年度の結果は小学生(11歳)女子、中学生(13歳)男女、高校生(16歳)男女が過去最高の合計点になっている。ほとんどの年代で、緩やかな向上傾向が見られた。

成年(20~64歳)の平成10~26年度の新体力テスト合計点の推移では、30歳代の女子で低下傾向が見られた。しかし、50歳以降では男女ともに向上傾向にある。高齢者(65~79歳)は、ほとんどの項目と合計点で向上傾向が見られた。

成年の体格指数(BMI)と体力年齢の関係を分析した結果では、「普通体重」群の男女は「体力年齢<暦年齢」と判定された割合が、「低体重」と「肥満」に比べて多くなっていることがわかった。

次に高齢者のADL(日常生活活動テスト)、体力・運動能力とスポーツ・運動の習慣を調べたところ、スポーツや運動を「ほとんど毎日(週3~4日以上)」実施している男性は約85%だった。女性は約82%が「何にもつかまらないで立ったままズボンやスカートがはける」と回答している。

スポーツや運動を「しない」と回答した者は、「何にもつかまらないで立ったままズボンやスカートがはける」割合が男性約69%、女性約67%になった。10m障害物歩行とスポーツ・運動習慣の関係調査では、スポーツ・運動の実施頻度が高いほど良い記録を示していることがわかった。

《美坂柚木》

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