ダイエットや美容・健康のために、日々の食事内容を気遣っている人の中には、「機能性表示食品」を購入したことがある人もいるのではないだろうか。
電通が、9月11日から13日までの間、全国の20代~60代の男女1,000名を対象に実施した「機能性表示食品に関する消費者意識調査2015」によれば、全体の40%の人が、機能性表示制度や機能性表示のある商品に、興味や関心があると回答したという。
また同調査で、機能性表示制度や機能性表示食品の認知度を調べたら、「制度の内容を知っている」と答えた人は8.1%、「ある程度、制度の内容を知っている」と答えた人は29.5%、「名称を聞いたことがある程度」と答えた人は41.5%だった。
続いて、健康機能のある食品で得られる効能効果について質問を行ったところ、男性では、「内臓脂肪を減らす(62.8%)」「体脂肪を減らす(59.4%)」「体の疲労感を軽減する(59.0%)」「中性脂肪を減らす(58.8%)」などへのニーズが高かった。
一方、女性では、「体の疲労感を軽減する(72.2%)」「健康的な免疫機能をサポートする(69.2%)」「強い骨を維持するのに役立つ(67.6%)」「体脂肪を減らす(66.8%)」などに関心がある人が多かった。
このほか、現在何らかの健康機能がある食品を摂取している人たちに、健康食品などの購入に使っている金額を尋ねたら、月平均額は4,671円だった。
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