独特の香りと苦みがクセになる!? 冬の味覚「春菊」

独特の香りと苦みがクセになる!? 冬の味覚「春菊」
2015年11月17日(火) 00時00分 提供元: 食育ずかん
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独特の香りと苦みがクセになる!? 冬の味覚「春菊」
独特の香りと苦みがクセになる!? 冬の味覚「春菊」

寒い季節になると、鍋料理が食べたくなってきますよね。その時についつい入れたくなる食材が「春菊」です。小さいときはこの独特の香りや苦みが得意ではありませんでしたが、最近ではお鍋に入っていないと何か物足りない!と思ってしまうほどです。
【世界ではあまり食べられていない?春菊の起源と名前の由来】
春菊は11~3月頃と冬の今が旬の食材です。名前に含まれている菊は秋の花。なのに春の菊で「春菊」とされているのはなんだか不思議ですね?実はこの名前、春になると菊のような黄色い花が咲くことからついたと言われ、関西では菊の葉に似ていることから、「菊菜(きくな)」とも呼ばれています。春菊の原産地はトルコやギリシャなどの地中海沿岸ですが、欧米では観賞用として用いられてきたため、野菜として最初に利用したのは中国だと言われています。その後17世紀に日本に伝わりましたが、現在でも春菊を食用としているのは、日本や中国、東南アジアなど一部の地域だけのようです。
【美味しい春菊の見分け方と保存方法】
春菊は、緑色が濃く色鮮やかで葉の先までピンとしていて張りがあるものを選びましょう。茎は細めで短い方が口当たりのやわらかいものが多いです。保存するときは湿らせた新聞紙などで包んでビニール袋に入れて野菜室へ。このとき出来るだけ立てて保存するとより、長持ちします。2~3日で使い切らない場合はかために茹でて、冷凍庫で保存することも可能です。





【知っておきたい春菊の効能】
春菊には、β‐カロテン、ビタミンB2、ビタミンE,葉酸やカルシウム、鉄などのミネラルが多く含まれています。なかでもβ‐カロテンはほうれん草、小松菜を上回るほどです。β‐カロテンは体内でビタミンAとして働き、皮膚や粘膜を丈夫にして免疫力を高めます。β‐カロテンは脂溶性なので油と一緒に摂ると吸収率がアップ!天ぷらや炒め物、細かく刻んでチャーハンやチヂミなどに入れるのもおすすめです。独特の香りはα‐ピネンやベンズアルデヒドなどの香り成分によるものです。これらの成分には、胃腸の働きを促したり、咳をしずめる作用もあります。アクが少ないので生で食べることもでき、栄養素の損失を抑えられます。
風邪にかかりやすいこの季節に春菊はおすすめの食材です。様々な料理にも合いますので、ぜひ旬の今召し上がってください。
 Text by まち/食育インストラクター

《ShokuikuZukan》

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