太っていることを気にして「ダイエット」を始める人の中には、極端な食事制限に挑戦して、あっけなく挫折してしまうケースが少なくない。
短期間でスリムになりたい気持ちはわかるが、「痩せている人」が何をたくさん食べているのか、知っておくことも必要なのではないだろうか。
11月26日、ドコモ・ヘルスケアは、自社のヘルスケアサービス「からだの時計 WM」で提供している機能(管理栄養士相談サービス)の利用実態から『からだと食生活』に関する調査・分析を行い、その結果を発表した。
同調査で、サービス利用者から投稿された食事写真を解析し、「野菜の摂取率」を算出してBMIと比較したところ、痩せている人ほどよく野菜を食べていることが判明したという。
具体的な「野菜の摂取率」は、肥満の人(BMIが30以上)が56.1%、やや肥満の人(BMIが25以上30未満)が60.1%、普通の人(BMIが18.5以上25未満)が64.8%、痩せ・痩せ気味の人(BMIが18.5未満)は76.4%だった。
また、「食事時間」について調査したら、全曜日を通しての平均食事時刻は、朝食が7時22分、昼食が12時39分、夕食が19時41分、という結果になった。
なお、今回の調査は、2015年3月から10月末までの、延べ785人の利用データおよび利用者から投稿された6,022枚の食事写真を、個人が特定できない統計データに加工して分析している。
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