新芽なのにすごい!ブロッコリースプラウトのお話

新芽なのにすごい!ブロッコリースプラウトのお話
2016年8月17日(水) 18時45分 提供元: 食育ずかん
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新芽なのにすごい!ブロッコリースプラウトのお話
新芽なのにすごい!ブロッコリースプラウトのお話

最近スーパーや八百屋さんなどに必ずと行っていいほど並ぶようになった野菜に、スプラウトがあります。がんの予防効果が!と話題沸騰の野菜ですが、ではどんなものなの?と聞かれると、なかなか説明しづらいのではないでしょうか。今回はそんなスプラウトについて、少しお話させて頂きますね!
【スプラウト=新芽】
スプラウトは何かの野菜、ということではなく、植物が発芽し、新芽が出た状態を指した言葉です。なので、厳密にはかいわれ大根はもちろん、もやしもスプラウトということになります。かいわれ大根やブロッコリーはアブラナ科、もやしはマメ科と、まったく種類の違う野菜なのにひとくくりにしてしまっているのは、それが新芽だからこそなんですね。




【ブロッコリーの底力】
さて、数多いスプラウトの中でも近年特に注目を集めているのが、ブロッコリー。新芽の段階だとほとんどかいわれ大根と見分けが付かないし、味も似ているけれど、一体どんな違いがあるのでしょうか?端的に言ってしまうと、ブロッコリースプラウトには他のスプラウトよりもスルフォラファンが多く含まれている、ということです。スルフォラファンってなんだ?と言いますと、1990年代、アメリカで強い抗がん作用があると発表された成分で、大根などの辛味成分であるイソチオシアネートの一種です。イソチオシチネート自体はアブラナ科の野菜に含まれているものなので、大根はもちろん、普通のブロッコリーにも含まれている成分です。ただし、イソチオシアネートは加熱に弱いという大きな弱点もあります。一般的に、ブロッコリーを食べる時は加熱してしまうので、効果的に摂ることができるかというと…、ちょっと疑問が残りますよね。スルフォラファンはその中でも比較的加熱に強く、さらにスプラウト自体が生食できるということもあり、効率的に摂取できると、アメリカを中心にブームを巻き起こしたという過去があるんです。同じ時期に日本ではO-157による食中毒問題が起き、その原因がかいわれ大根ではないかと騒がれていたせいもあり、ブームにはなりませんでした。しかし近年になってメディアを通じて効能が知られるようになり話題になった…という経緯があったようです。ブロッコリースプラウトはかさが少ないので、サラダを作った時やスープなどに加えても、邪魔にならずおいしく食べられるのが利点です。お薬味感覚でいろんな料理に使ってあげてくださいね!
Text by はむこ/食育インストラクター

《ShokuikuZukan》

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