夏?いいえ秋こそ旬!新蕎麦を食べよう!!

夏?いいえ秋こそ旬!新蕎麦を食べよう!!
2016年10月5日(水) 18時15分 提供元: 食育ずかん
夏?いいえ秋こそ旬!新蕎麦を食べよう!!
夏?いいえ秋こそ旬!新蕎麦を食べよう!!

暑い夏も過ぎ去って、ようやく体も落ち着いてきた今の時期。周りには目移りしてしまうくらいに美味しい食べ物がたくさん!なにを食べようか迷ってしまいますが、ひっそりと蕎麦が旬を迎えているのをご存じですか?夏にさんざん食べたからなぁ…という方でも、これを知ったら食べずにはいられない(!?)今回はそんなお話です。
【一年中見かけるけど…?】
確かに、お蕎麦屋さんは一年を通して賑わっていますし、夏に冷えたざる蕎麦を食べたと思いきや、年末に年越し蕎麦を食べたりと、季節に関わりはあっても、旬という点では意識しづらいのが蕎麦ですよね。その理由の一つに、蕎麦は栽培がとても簡単という点があります。同じ主食の米や小麦と比べてみると、米は田植えから収穫まで長くて半年、水田の維持に水もたくさん必要ですし、土づくりも欠かせません。さらに寒さに弱く、冬を越すことはできません。小麦は収穫まで、春まきで大体半年、冬まきでは10ヵ月程度と時間がかかります。極端な湿度も嫌うため、梅雨以降の高い湿度のなかでは育ちにくいという問題もあります。対する蕎麦は、種まきから3ヵ月ほどと短期間で収穫でき、痩せた土地でも育つ上に、虫や病気の害も少ないという利点まであります!唯一の弱点は霜の降りる冬に育てられないことですが、それでも春に撒いて夏に、夏にまいて秋にと、複数回収穫できるという特徴があります。この収穫できる期間が長いということが、蕎麦の旬をわかりにくくしている原因だったのかもしれませんね。
【秋蕎麦って何がいいの??】
さて、大きく夏と秋に分けられる蕎麦ですが、収穫時期で呼び方を区別しているだけで、基本的には同じものです(もちろん、品種を変えて栽培しているなら別ですが)。それなら蕎麦の旬は夏でも秋でもどちらでもいいのでは!?……と、いいたいところですが、一般的には秋の方が旬と認識されているようです。実際、お蕎麦屋さんが「新蕎麦」と呼ぶのは、秋蕎麦の方です。その理由はとってもシンプル。つまり、秋蕎麦の方が味も香りも良い!のだそうです。旬とは食べ頃、最も美味しい時期を指す言葉ですから、そう言われると納得ですね。新蕎麦は特に香りのよさが際立つのが特徴。ほんのり緑色が乗ったような色の違いも新蕎麦ならでは。夏に飽きるほど食べた!という方は、目利きになって、より美味しさを感じられるかもしれませんよ!





【美味しく美しく!?ルチンを食べよう!】
そばといえば?と聞かれて真っ先に挙がる栄養素がルチン。ポリフェノールの一種で、血管を丈夫にする効果があることから、生活習慣病予防に役立つと言われています。ですがこのルチン、生活習慣病とは無縁の若い方にも、是非摂っていただきたい栄養素でもあるんです!その理由は、ルチンがビタミンCの吸収を助けるからです。ビタミンCはコラーゲンの生成を促したり、シミやそばかすの予防にも効果がある、いわば美肌ビタミン!他にも免疫力を高めてくれるので、いつでも積極的に摂りたい栄養素の1つなんです。ビタミンCは普通のそばのメニューではなかなか摂りにくい栄養素です。ですから、そばを食べる時は大根おろしを加えたり、デザートを季節のフルーツにしてみると、美味しく取り入れることができますよ!いかがでしたか?実は日本のそば自給率はとても低く、20パーセント程度しかありません。それだけに、国産の新そばは貴重です。街中で見かけたら、ぜひ召し上がってみてくださいね。
Text by はむこ/食育インストラクター

《ShokuikuZukan》

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