楊貴妃も愛した?!旬の「スッポン」

楊貴妃も愛した?!旬の「スッポン」
2016年11月20日(日) 17時30分 提供元: 食育ずかん
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楊貴妃も愛した?!旬の「スッポン」
楊貴妃も愛した?!旬の「スッポン」

「スッポン」と聞くと、みなさまはどのようなイメージがありますか?栄養満点、滋養強壮、というカラダに良い食材のイメージが多いのかなと思います。日本や中国では古くから食べられており、世界三大美女として知られる楊貴妃も、宮中料理の中でスッポンを食していました。そんな歴史ある旬の食材、「スッポン」についてのお話です。
【スッポンと亀ってどう違うの?】
スッポンは亀の一種ですが、大きく違うところがあります。亀の甲羅は、背骨が変化して甲羅の形になったもので、骨(背骨)の一部です。敵から襲われて危険を感じたときのほか、休むときや寝るときなどは甲羅に入って身を守っています。その一方で、スッポンの甲羅は亀とは違ってとても柔らかく、皮膚で覆われています。亀のように甲羅の部分と皮膚がハッキリしていないのです。また、「月とスッポン」といわれているように甲羅は円形になっています。そのためスッポン鍋を丸鍋とも呼んでいます。
【とっても臆病で神経質】
スッポンは顎の力があり、噛み付く力がとても強く「雷が鳴っても離さない」と言われています。これはスッポンがとても臆病な性格で相手に噛み付くことで身を守ろうとするためだそうです。ものすごく臆病すぎるゆえに、攻撃的になってしまう性質が原因になっているようです。もしスッポンを触るときは、噛む力が強いので注意が必要です。万が一噛まれたときは、ムリに振り払おうとせず、慌てずにそのままそっと水中に入れます。そうすると、スッポンは噛むのをやめてそのまま逃げてゆきます。





【捨てるところがほとんどないスッポン】
スッポンは、おいしい出汁がでるため、鍋や雑炊、吸い物などにして食べられます。甲羅や爪、膀胱以外はすべて食べられます。専門店や料亭では、活き血を日本酒やワインなどで割ったものを食前酒として供されることもあります。甲羅は乾燥させて粉末にして精力剤や栄養ドリンクの原材料として使われています。
私の出身地はスッポンの養殖、「養鼈(ようべつ)」がさかんな地域もあって、スッポンは身近な存在です。はじめて真っ赤な血に挑戦したときは、恐る恐る息を止めて飲んだ記憶があります。本当に美味しく、滋養強壮や美肌効果も期待できる、優れた食材である「スッポン」を少しでも知るきっかけとなれば幸いです☆
Text by ナナちゃん/食育インストラクター

《ShokuikuZukan》

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