広告

昔は美容クリームとして使われていた!?「バター」のお話

昔は美容クリームとして使われていた!?「バター」のお話
2017年12月5日(火) 14時45分 提供元: 食育ずかん
昔は美容クリームとして使われていた!?「バター」のお話
昔は美容クリームとして使われていた!?「バター」のお話

パンやお菓子、料理など、幅広く使われている「バター」。
今では料理にコクや香りをつけるのに欠かせない食品ですが、一体いつからあるものなのでしょうか?
【昔は食用ではなかった!?バターの歴史】
バターの起源は定かではありませんが、紀元前2000年頃にはバターの様なものが作られていたとされるほど、古くからある食品です。
しかし、古代ギリシャやローマでは、傷に塗る薬や美容クリームとして利用され、現在の様に食用として使われることはほとんどありませんでした。
その後、ポルトガルで食用として使われ始め、ヨーロッパ全体に広まって行きました。
日本には奈良時代に乳を利用する文化が伝えられ、日本最古の乳製品(現在のチーズやバターの様なもの)と言われる「蘇(そ)」が登場しましたが、朝廷の衰退により乳が作られなくなり、そこから広まることはありませんでした。
本格的なバターの生産が始まったのは明治時代と言われ、現在では様々なバターが作られるようになりました。
【バターの種類】
バターは簡単に説明すると、「生乳からクリームと水分を分離した後、クリームを撹拌して脂肪同士をくっつけて練り上げたもの」です。
原料となるクリームを乳酸菌で発酵させて作る「発酵バター」、乳酸発酵させないクリームを原料としている「非発酵バター」、バターを作る工程で1.5%前後の食塩が加えられた「有塩(加塩)バター」、食塩を加えない「食塩不使用(無塩)バター」の4つに分けられます。
発酵バターはヨーロッパでポピュラーなバターで、特有の香りが特徴です。
特にフランスのエシレ村で作られている「エシレバター」は世界中で愛されている発酵バターです。
日本で売られているバターはクセのない、非発酵バターが一般的です。
この他にも、バターに気泡を含ませてやわらかくした「ホイップバター」などもあります。
【バターの効果】
バターの成分の80%以上は乳脂肪ですが、バターの脂肪は食用油脂の中でも消化が良く、効率的にエネルギーに変えることが出来ます。
また、強い抗酸化作用を持ち、皮膚や粘膜を健康に保つ働きのある「ビタミンA」や、カルシウムの働きを促し、丈夫な骨や歯をつくるサポートをする「ビタミンD」、「カルシウム」や「リン」などのミネラルが含まれています。





【お家でかんたん手作りバターを作ろう!!】
小さい頃「牧場などでバター作りを体験した」という人も多いのではないでしょうか?
私もその1人で、自分で作ったバターがとても美味しかったのを覚えています。
そこで、お家で出来るペットボトルを使ったバターの作り方をご紹介します。
【バターを作る時の注意点】
材料は「生クリーム」1つだけ!
ただし、バターを作るにはいくつか注意点があります。

必ず「種類別クリーム(乳製品)」の製品を使う。
乳脂肪分40%以上のものを使う。
作る前にしっかりと生クリームを冷蔵庫で冷やす。

あとは、キレイに洗浄し乾かしておいたペットボトルに生クリームを入れてひたすら振るだけ!!
振り続けると音が変わり、白い固体と液体に分かれます。
白い液体をペットボトルの口から出した後、はさみなどを使ってペットボトルを切り、固体を取り出します。
この固体をなめらかに練り合わせればバターの完成です!!
塩を加える場合には、練り上げる時に一緒に加えましょう。
出来上がってすぐのバターはフワフワとした食感で市販のものとはまた違った味わいです。
日持ちしないので、1~2日で食べきるようにします。
残った液体もスープなどに加えたりして残さず使いましょう!
Text by まち/食育インストラクター

《ShokuikuZukan》
広告

関連記事

広告
広告
広告
広告
広告