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世界中のタコを追いかけ、タコをこよなく愛する日本人!?

世界中のタコを追いかけ、タコをこよなく愛する日本人!?
2018年6月19日(火) 14時30分 提供元: 食育ずかん
世界中のタコを追いかけ、タコをこよなく愛する日本人!?
世界中のタコを追いかけ、タコをこよなく愛する日本人!?

そんなに食べているかな…と思いますが、世界一タコを食べるのは日本人です。
欧米では食べない国が多いのも理由の一つかもしれませんが、しっかり噛みくだいてみると色々な興味深い話が見えてきます。
【欧米のタコ事情】
なぜ食べないかという説の一つに、宗教の戒律で鱗やヒレがついていない魚を食べないよう示されている、ということがあるようです。
また、1600年頃の大航海時代に描かれた伝説上の海の怪物の姿がタコやイカの姿だというのもありそうです。
近年でも未知の宇宙人として描かれたのがタコの姿に似ていますよね。
どうやら得体のしれないものとして認識されているようです。
ただ、宗教の戒律が伝わる前から食べていたとされるスペインやポルトガル、ギリシャ辺りでは名物料理があるくらい、よく食べられています。
【日本人に馴染み深いのは…】
一方、日本のタコ文化をみてみましょう。
皆さんは『蛸薬師』を聞いたことはあるでしょうか。
日本各地にタコを祀る薬師堂があり、病気治癒を願いお参りされているそうです。
また、浮世絵で描かれたこともあるほど日本人に馴染みのあるタコは、刺身として食べるほか、たこ焼きとして食べる機会も多いのではないでしょうか。
日本のタコの消費量をみてみると1世帯あたりの全国平均は年間700g弱で、だいたいタコの足1.5匹分は食べている計算です。
その中でも消費量が多いのは香川県や大阪など関西圏なのですが、ザンギというタコの唐揚げのような料理が名物の北海道も消費量の多い地域です。





【うま味とパワーがすごい!】
血圧やコレステロール値を下げて、肝臓の機能を高める働きがあるタウリンが豊富に含まれています。
これは疲労回復にも役立つのでお酒好きな世のお父さんたちが喜ぶ成分ですが、この他に口内炎や肌荒れ対策、代謝をよくするために効果的なビタミンB2も含まれています。
また、低エネルギー高たんぱく質な食材でもあるため、女性にもうれしい食材だと言えるでしょう。
タコ特有の歯ごたえとうま味はベタインという成分で、糖の吸収を妨いだりコレステロール値を低下させる効果も期待できます。
強い抗酸化力のあるビタミンEも含まれているため、生活習慣病の予防に役立ちます。
ビタミンEは脂溶性のため、油脂と一緒に摂ると吸収率がアップするので、たこ焼きとして食べるのはおすすめの食べ方です。
楽しくみてきたタコ事情ですが、日本人が食べるために乱獲されて漁獲量が減ってきたというデータもあります。
無関心でいると、いつか食べられない日がきてしまうかもしれません。
いつまでも食べられるよう、しっかりとした目をもって美味しくいただきたいですね。
Text by ゆず/食育インストラクター

《ShokuikuZukan》
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