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夏の定番「そうめん」と「ひやむぎ」の違いは?

夏の定番「そうめん」と「ひやむぎ」の違いは?
2018年7月26日(木) 13時00分 提供元: 食育ずかん
夏の定番「そうめん」と「ひやむぎ」の違いは?
夏の定番「そうめん」と「ひやむぎ」の違いは?

「そうめん」と「ひやむぎ」…何が違うのでしょうか。
調べてみました!
【違いは?】
現在は機械化が進んだ事により、両者とも同じような作り方になっているため、違いは麺の太さで分けられる事が多いです。
しかし、本来、そうめんとひやむぎは作り方が異なったようです。
諸説ありますが、そうめんのルーツは奈良・平安時代に中国より伝来した「索餅」(さくべい)といわれています。
索餅を基に鎌倉時代以降に考案されたのがそうめんの原形である「索麺」で、小麦粉や米の粉等と塩・水を合わせて練り、油をつけて手で細く延ばして乾燥させた物です。
一方ひやむぎは、切り麺と呼ばれる製法で作られ、小麦粉等を塩・水と合わせて練り、延ばして切った物でした。
ひやむぎは室町時代に「切麦」として出回り、茹でて熱いまま頂く物を「熱麦」、冷たくして頂く物を「冷麦」と言っていたようです。
【規格による分類】
現在は機械生産と手作業(手延べ)の2つの製造方法があり、日本農林規格(通称JAS規格)では機械生産の場合、麺の太さが「1.3mm未満」をそうめん、「1.3mm以上~1.7mm未満」のものをひやむぎとしています。
しかし、延ばし等の工程を手作業で行う「手延べ」製法で作る場合は、太さが1.7mm未満を「手延べそうめん」または「手延べひやむぎ」とするとなっているため、両者の境界線は曖昧です。
(作り手の地域性や好みによるところが大きいという事なのかもしれませんね。)
【日本全国のそうめん】
夏のイメージが強いですが、温かい汁で食べるのも美味しいですね。
そうめんは仏教の伝来と共に日本へ伝わったので、西日本での製造が盛んです。
主な産地としては、兵庫県・香川県(小豆島)・長崎県・愛媛県・徳島県・奈良県・富山県・宮城県等で作られています。
それぞれの地域で特色があり、天然の色素で染め上げた五色そうめんや、ごま油、オリーブオイルを使用した物、10cm未満の短い物(そうめんはだいたい19cmが一般的です。)、ひやむぎに近い太さの物、とても長いので、茹でる時に半分に折る物など、様々です。





【古いそうめんは美味しい?】
そうめんは、寝かせる事で発酵熟成されます。
油分や水分が適度に抜け、コシが強い麺になります。
そうめんは保存状態にもよりますが、1~3年持つとされています。
毎年、その年に作られた新物と寝かせた「古物(ひねもの)」が出回るので、食べ比べてみると違いが楽しめると思います。
【ひやむぎに入っている色付き麺】
店頭でみかけるひやむぎはピンクや緑等の色付き麺が一緒に入っている物が多いですね。
諸説あるようですが、これは昔店頭でそうめんやひやむぎ、うどんなどをそのまま木箱等に入れて売っていた時のなごりで、そうめんとひやむぎを見分けるために入れたのが始まりだそうです。
ひとそれぞれ、太い麺が好きな方もいれば、細い麺が好きな方もいます。
現在は太さの違いで分けられている両者。
その時の気分で使い分けてみるといいかもしれませんね!
Text by さゆり/食育インストラクター

《ShokuikuZukan》
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