甘くてジューシーな「メロン」は今が食べごろです♪

甘くてジューシーな「メロン」は今が食べごろです♪
2019年7月5日(金) 17時45分 提供元: 食育ずかん
甘くてジューシーな「メロン」は今が食べごろです♪
甘くてジューシーな「メロン」は今が食べごろです♪

甘い香りとみずみずしい果肉が魅力の「メロン」!
温室で育てられる品種は高級品で、贈答品としても喜ばれます☆
今回は、意外と知られていない「メロン」の栄養価や皮の網目の謎に迫ります!
【メロンってどんな果物?】
原産地はアフリカ・インド・中近東など諸説あります。
温暖で乾燥した土地を好むため、日本では露地より温室で栽培されることが多いです。
温室メロンはマスクメロン、露地メロンはアンデスメロン・プリンスメロンが代表的な品種です。
また、果肉の色から、青肉・赤肉・白肉の3つに分類されます。
【メロンは野菜?それとも果物?】
皆さんは、メロンは野菜と果物、どちらだと思いますか?
「果物売り場にあるし、果物でしょ!」という方も多いはず…!
学術的には、田畑で作られる1年生または多年生の草本類を「野菜」、永年生の樹木に実がなるものは「果物」とされています。
この事からメロンは分類上では「野菜」になります。
しかし実際には、消費される形態に合わせて分類され、果物売り場に置かれています。
この様に本来は野菜に分類されますが、果物的な利用をする食品を農林水産省では「果物的野菜」と分類しています。
メロンのほかにも、スイカやイチゴもこの仲間です。
【メロンの栄養価】
メロンの主成分は果糖やぶどう糖などの糖質で、吸収が早いため、即効性のあるエネルギー源になります。
朝食や風邪を引いたとき、夏バテの回復などにぴったりのメロンですが、そのほかにはどのような栄養素が含まれているのでしょうか?
詳しく見ていきたいと思います!
●ビタミンC
免疫力を高めて風邪予防に役立つほか、ストレスの緩和や抗酸化作用によって老化予防にも働きます。
 ●カリウム
余分なナトリウムと水分を排出してむくみを解消するほか、血圧を下げ高血圧を予防します。
カリウムは汗とともに失われてしまうので、夏場やスポーツ後は特に不足しがちになります。
おやつや食後のデザートにメロンを食べて、カリウムをしっかり補給してくださいね☆
●ククミシン
メロン特有のたんぱく質分解酵素です。
肉や魚などたんぱく質を含む食品との相性がよく、消化を促して胃もたれを防ぐ効果があります。
そのほか、中性脂肪の減少や血栓予防にも一役買ってくれる成分です☆
種のまわりのやわらかいワタの部分に多く含まれているので、種を取る際は気をつけましょう。
ヨーグルトなどにのせて食べると、ククミシンを摂りやすいですよ☆
 ●GABA(ギャバ)
アミノ酸の一種で、玄米やチョコレートにも含まれている成分です。
脳の血流をよくして脳細胞を活性化するほか、ストレスの緩和や高血圧予防に役立ちます。





【メロンを食べると、喉がイガイガ?】
メロンを食べたとき、喉のイガイガや痒み、唇や舌がピリピリするといった症状が出た場合、「これってアレルギー!?」と思う方も多いのでは?
確かに口腔内アレルギーの場合もありますが、先ほどご紹介したククミシンという酵素が原因という場合もあります。
これは、ククミシンによって口の粘膜のたんぱく質が刺激され、食べた直後に反応を起こすからです。
メロン以外に、パイナップルやキウイフルーツでも起こることがあります。
もし症状が緩和されず、腫れたり赤くなるようなら、病院で診てもらう方がよいでしょう!
【メロンの網目(ネット)はどうやってできるの?】
メロンの特徴と言えば、やはり皮の網目!
これは成長過程でできていきます。
外側のかたい皮の成長は早い段階で止まりますが、中身は成長を続けます。
その結果、中身が大きくなろうとする力で皮にヒビが入り、その都度かさぶたのようなものを作り、ひび割れを防ごうとします。
以前は網目が細かいほど、高級品と言われていましたが、近年は品種改良と栽培技術の向上で安価な品種も続々登場しています。
手ごろで香りがよく、ねっとり甘いノーネットメロンが増え、メロンの糖度と価格は比例しなくなってきたようです。
【選び方のコツと保存】
メロンを選ぶ際は、次のことを意識してみましょう☆
●色ムラがなく、持った時にずっしりと重みのあるもの
●網ありメロンは、網目がくっきりとしていて細かく均一に入っているもの
メロンは収穫後に追熟する果物です。
お尻に少し弾力が出てきたものが食べごろなので、それまでは冷暗所で保存して下さい。
また、食べごろを過ぎると中から発酵しはじめ、おいしさが損なわれてしまいます。
食べごろになったら冷蔵庫に入れ、2~3日以内に食べるようにしましょう。
包丁を入れたものは、ワタと種を取り除いてからラップで包んで冷蔵庫で保存します。
食べやすい大きさに切り冷凍することも可能です。
【調理のポイント】
メロンは冷やし過ぎると味や香りが落ちてしまうため、食べる2~3時間前に冷蔵庫に入れて冷やしましょう。
生食はもちろん、ジュースやスムージー、また生ハムや海老などと合わせて前菜にしてもおいしくいただけます。
以前は高級で高嶺の花だったメロンも、今では種類が増え、さまざまな価格帯で楽しめるようになりました♪
皆さんもジューシーなメロンを食べて、ジメジメするこの時期を元気に乗り切りましょう!
Text by ろい/食育インストラクター

《ShokuikuZukan》

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