食物アレルギーアレルギー別レシピ~小麦除去~

食物アレルギーアレルギー別レシピ~小麦除去~
2019年12月26日(木) 18時15分 提供元: 食育ずかん
食物アレルギーアレルギー別レシピ~小麦除去~
食物アレルギーアレルギー別レシピ~小麦除去~

誰でもなる可能性がある食物アレルギーについて、シリーズでお届けします。
今回は「小麦粉」を除去したレシピをご紹介!
白玉粉で作る「カリッ!モチッ!!焼バター餅」と片栗粉とコーンスターチで作る「エビ蒸し餃子」です。
【食材を選ぶ際の注意点】
食物アレルギーの反応がどの程度出るかは個々で差があります。
少しくらい対象食物が入っていても大丈夫という方もいれば、同じ製造ラインで作られていただけでも反応が出てしまう方などさまざまです。
食材を購入する際は、裏などの記載をよく読み、自分に合っているか確認して購入し、分からない場合は製造元へ問い合わせたり、医師に相談して下さい。
【カリッ!モチッ!!焼バター餅】
秋田名物の「バター餅」ではなく、中がモチッ!外はカリッ!なハワイ風バター餅に近いレシピにしました。
本場はもち粉とココナッツミルクで作るようですが、今回は手に入りやすい白玉粉と牛乳で作ります!

<下準備>
オーブンを170に温めておく。
白玉粉を細かく砕いておく。
ココナッツファイン(ロング)はフライパンで軽く煎っておく。
<材料(21cm×8cm位のパウンド型1台分)> 調理時間:80分
A白玉粉・・200g
A牛乳・・200g
溶き卵・・1個分
B上白糖・・80g
Bベーキングパウダー小さじ1(4g)
B塩・・小さじ1/4
ココナッツファイン(ロング)・・20g
溶かしバター(有塩)・・100g
<作り方>

Aをボウルに合わせ、白玉粉に水分を吸わせるようによく混ぜ、しばらくおく
(1)に溶き卵を入れてよく混ぜ、合わせたBを入れてさらに混ぜる
(2)に溶かしバターを加えてよく混ぜ、ココナッツファインを加えて全体をよく合わせて型に流し、予熱したオーブンで1時間焼く
冷めたら型からはずし、切り分けていただく

<ポイント>

ベーキングパウダーはメーカーによって小麦デンプンを使っているものも、アレルゲンの含まれるものが同じ製造ラインで作られているものあるので、購入の際はパッケージを良く確認し、分からない場合はメーカーなどに問い合わせて使用して下さい。
テフロン加工の型でない場合は、オーブンペーパーなどで作った敷紙を敷いてください。

半日から一日置いた方がなじんでおいしくいただけます。
また日にちが経ってかたくなったものは、食べやすいサイズに切ってから、切った断面をフライパンでこんがりと焼いてもおいしいです。





【エビ蒸し餃子】
本来は浮粉という小麦デンプンを使って作る蒸し餃子の皮を片栗粉とコーンスターチで作りました。
モチモチッつるん!っとした食感がたまりません!

<下準備>
むきえびは背ワタがあれば取り、分量外の塩・片栗粉・水(少々)を合わせたものでよく洗い、水気を拭いておく
<材料(16個分)> 調理時間:40分
《皮》
A片栗粉・・20g
Aコーンスターチ・・80g
A塩・・ひとつまみ
B熱湯・・100g
Bサラダ油・・小さじ1
コーンスターチ・・30g
《餡》
むきえび・・200g
C塩・鶏がら顆粒・・各小さじ1/4
C砂糖・・小さじ1
C酒・・大さじ1
Cしょうが(みじん切り)・・小さじ1分
C片栗粉・・小さじ1
ごま油・・小さじ1
<作り方>

皮を作る
ボウルにAを入れて箸でよく混ぜ、Bを加えてさらに混ぜる

触れるくらいの温度になったら、コーンスターチを加えてよく練り混ぜ、ラップに包んで10分ほど休ませる

餡を作る
厚手のビニール袋などにえびを入れ、上から叩いてつぶす
つぶれたらCを加えてよくもみ込み、ごま油を加えて16等分に分ける

(2)の生地を16等分にし、丸めたら手でつぶしながら餃子の皮くらいの大きさに伸ばし、(3)の具を入れて好きな形に包む
(皮同士がくっつきにくい場合は水をつけて下さい)

蒸し器にオーブンペーパーを敷いて(4)をのせ、10~15分蒸す


<ポイント>

皮を作る時の熱湯はやけどに気をつけながら混ぜて下さい。
皮は乾燥しやすいので、作業するときは使う分だけ取り、残りはぬらして余分な水気をかたく絞ったペーパータオルやさらしなどを乗せておくと作業しやすいです。

【使用した小麦代用食材について】
小麦アレルギーを持つ方は、小麦粉に含まれるグルテン(小麦のたんぱく質)に反応し、さまざまな全身症状を引き起こします。
今回は代用として使った、グルテンを含まない白玉粉・片栗粉・コーンスターチについてご紹介します。
〇白玉粉
もち米を水洗いし、水を加えながら挽き潰してしばらくおいて出来た沈殿物を乾燥させたものが白玉粉です。
昔は寒さが厳しい時期に作られていたため、「寒ざらし粉」とも呼ばれています。
水と練って白玉だんごにし、あんみつやお汁粉などの具にしますが、今回のようにケーキに使っても、モチモチっとした食感が楽しめます。
〇片栗粉
現在はじゃが芋を原料として作った製品が多いですが、本当の片栗粉はユリ科の多年草、「カタクリ」の地下茎を使って作られていました。
生産量が少ないため、スーパーなどではなかなかお目にかかれませんが、今でも高級料理店や高級和菓子の原料として使用されています。
液体に溶かして加熱するとトロミが出たり、モチモチっとした食感になります。
〇コーンスターチ
とうもろこしを粉にしたものですが片栗粉より粘度は少し弱いです。
ケーキやクッキー、揚げ物などに使用すると口当たりが軽く仕上がり、サクッとした食感が楽しめます。
「焼バター餅」はココナッツの香りが食欲をそそります!
出来立てはかなりモチモチですが、しっかり冷ましてからいただくと、出来立てとはまた少し違ったモチっと感が楽しめます。
「エビ蒸し餃子」は熱々をいただくのがおいしさのポイントです!
そのままでもおいしいですが、お好みの調味料をつけて召し上がれ!
Text by さゆり/食育インストラクター

《ShokuikuZukan》

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