家庭での『CO2排出量』を把握して省エネを!

各家庭のCO2排出量の把握が省エネにつながる
去る7月6日、気象庁は関東甲信越地方の梅雨明けを発表。今後しばらくの間、30度を超える真夏日が予想される。

夏の暑さをしのぐために、私たちは扇風機やエアコンなどの電化製品を利用する。電源ボタンをひと押しするだけで涼しさを手に入れているが、同時に地球温暖化の原因といわれる「二酸化炭素(CO2)」を排出していることを忘れてはならない。

このたび、内閣府大臣官房政府広報室が運営する「政府広報オンライン」(最終更新:平成25年7月8日)では、家庭におけるCO2排出量の把握と省エネを呼びかけている。

同広報室によると、家庭から排出されるCO2排出量は年々増加しており、平成23年度には1億8900万トンと、この20年間で約5割増という状態に陥っているという。

では、どのような方法でCO2を削減すればよいのだろうか。政府広報オンラインでは、環境省が推進する「家庭エコ診断」を紹介している。

家庭エコ診断とは、専門知識を持つ診断員が各家庭を訪問し、事前アンケートをもとに専用ソフトでエネルギーの使用状況をチェック。各家庭の生活スタイルに適した省エネ方法を無料でアドバイスしてくれる。また、この診断には、以下のような「3つのメリット」があるという。

■家庭エコ診断の3つのメリット
1.現在のエネルギー消費状況やCO2排出量をランキング形式で把握
2.家庭内でのCO2排出源や傾向を抽出
3.生活スタイルに適した省エネ方法の提案と
実際の効果をシミュレーション

このような利点がある家庭エコ診断は、平成23年度から平成24年度までの2年間で約1万8千世帯を対象に実施されており、平成25年度では約1万5千世帯で診断を行う予定があるという。また、事後調査結果によると、1世帯あたり年間約1トンのCO2(1世帯当たり平均排出量の約2割分に相当)が削減できたとされている。

家庭エコ診断の受診は、インターネットや郵送で申し込みが可能で、募集期間は12月末までとなっている。なお、県によっては受け付けていない地域もあり、環境省の「うちエコ診断」ウェブサイトで確認することができる。

今年は猛暑が予想されており、日本全国で電力が必要とされるだろう。各家庭で排出するCO2の排出量を把握できれば、本当の意味で、節電の必要性を感じ、省エネを実行できるかもしれない。
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