


同書は、子育て中の母親たちに向けた「朝ごはん」の指南本。脳を育てる食事は、低GIの主食やDHAなどの成分など食べ合わせによる栄養バランスがポイントだということを、「育脳」のメカニズムとともに、栄養学の見地からわかりやすく展開しており、食べ合わせの「黄金ルール」にのっとった、簡単に作れる1か月の朝ごはんレシピを紹介している。「朝ごはん」を食べる子と食べない子では、学力に1.5倍の差がつくという裏付けが浸透しつつあり、「かしこい脳は毎日の食事でつくられる」という。
同書では“育脳成分”としてDHAに注目。かしこい脳は、柔らかい神経細胞でできており、神経細胞が柔らかいと、脳内を情報がスムーズに駆け巡ることができるという。脳の60%は油でできていて、食事からとった油次第で脳の神経細胞の状態は変わり、魚介に多く含まれるDHAをバランスよく食事から摂取することは、脳の発達に大きくかかわるという。