第19週の定点当たり報告数は1.91で、前週の定点あたり報告数2.36よりも減少。定点医療機関からの報告をもとに、定点以外を含む全国の医療機関をこの1週間に受診した患者数を推計すると、約11万人で減少した。年齢群別では5から9歳、10から14歳がともに2万人だった。また、2012年第36週以降、これまでの累積の推計受診者数は約 1,354万人だった。
都道府県別では、宮崎県(6.61)、富山県(4.56)、福岡県(4.25)の順になり、8県で前週の定点あたり報告数より増加した。全国の保健所地域で警報レベルを超えているのは1県(2か所)で前週と変わらなかったが、保健所地域で注意報レベルのみを超えているのは3県(3か所)と減少している。
2013年第14週から第18週の国内インフルエンザウイルスの検出状況をみると、B型がもっとも多く検出されており、以下AH3亜型、AH1pdm09の順になっている。
