エスエス製薬から「足のむくみを改善する飲み薬」が発売…6月3日

エスエス製薬の新商品『アンチスタックス』の記者発表会の様子
エスエス製薬は、5月22日都内にて、6月3日から発売する、内服薬『アンチスタックス』(第1類医薬品)に関する発表会を開催した。

同商品は、軽度の慢性静脈不全(静脈還流障害)による足のむくみを改善する飲み薬だ。この慢性静脈不全とは、静脈の閉塞や逆流、またはその両方が同時に起こることによって血液の流れが停滞することで発生する病態をいう。

これを放置しておくと、場合によっては足の皮膚が変色したり、皮膚が破れたりする皮膚潰瘍(かいよう)の原因になる。軽度の初期症状としては、足のむくみ、だるさ、重さ、つっぱり感、痛みなどの自覚症状があげられる。

今回発売される『アンチスタックス』を、1日1回(2カプセル)、朝服用すると、血管の強化により血流が促進され、足のむくみなどが改善される。効果があらわれる服用期間の目安は約3週間で、長期服用により改善率が高まるという。

また同商品は、赤ブドウ葉を原料材とした赤ブドウ葉乾燥エキス混合物であり、国内初の「西洋ハーブ医薬品」である。1969年にその原型となる製品がドイツで開発され、現在では、「アンチスタックスブランド」として、世界25か国以上で販売されている。なお、第1類医薬品のため、購入時に薬剤師の説明を受ける必要がある。
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