近年、テレビや雑誌などでは「健康ブーム」や「健康志向」などの言葉が使われ、健康にまつわる知識や実践方法などが数多く紹介されている。
そういったヘルスケア関連の情報として、朝食を食べないと太りやすくなったり、集中力や運動能力が低下するという話もあるが、健康を意識して朝食を食べている人はどれくらいいるのだろうか。
このたび、株式会社ライフメディアのリサーチバンクが、全国の10代から60代の男女1,200名を対象に行った「朝食に関する調査」結果によると、77%の人が「ほぼ毎日食べる」と回答したという。
同調査の中で、朝食を「ほぼ毎日食べる」、「時々食べる」と回答した人に、『あなたはなぜ朝食を食べるのですか?』と尋ねると、「朝食を食べることが習慣だから」と回答した人が49.0%でトップ。「バランスの良い食生活のため」と答えた人は37.0%で、「健康管理のため」に食べているという人は35.0%だった。
そこで、『朝食のこだわりや求めるもの』を尋ねたところ、以下のような結果になった。
■朝食のこだわりや求めるもの
第1位:手軽に食べられるもの 61.7%
第2位:手早く食べられるもの 41.1%
第3位:健康に良いこと 26.0%
第4位:準備、後片付けが簡単なこと 27.2%
第5位:栄養バランスが良いこと 23.9%
第6位:安上がりなこと 14.9%
第7位:消化が早いこと 10.7%
第8位:すぐにエネルギーに変わること 9.7%
第9位:特になし 9.4%
第10位:その他 1.1%
このほか、おすすめの朝食メニューや朝食にまつわるエピソードを尋ねると、『朝は時間がないから、野菜や豆腐などをいっぱい入れて具だくさんの味噌汁にして、それさえ食べればなんとかなる! という工夫をしている(神奈川県・30代女性)』、『一人暮らしをはじめてから、毎日必ず同じ時間に同じものを食べているため、少しでも違うものが入ったり、時間がずれたりすると違和感を覚えてしまう(大阪府・20代男性)』などの意見があった。
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