緑黄色野菜「ケール」はスーパーフード? 米国で注目されている理由とは…

6月2日、都内にて『Dole「ケール」新商品発表会』が実施された。
同発表会は、株式会社ドールが6月上旬から全国発売する新商品「ドールのケール」をアピールするために行われたもの。
同商品は、アメリカ産の緑黄色野菜。その特徴は、β-カロテン、ビタミンC、カルシウム、マグネシウム、食物繊維などの成分をバランス良く含んでいるところで、アメリカでは、栄養バランスに優れた“スーパーフード”として注目を集めているらしい。
日本では、青汁(緑葉野菜などをすりつぶした搾り汁)の原料としてケールが使用されている場合もある。しかしながら、「青臭い」「苦い」「えぐみがある」といったイメージが強く、これまで国内のスーパーなどではあまり販売されていないようだ。
今回の発表会で披露された「ドールのケール」は、多種類あるアメリカ産のケールの中から、苦味が少なくて食べやすい、おいしいケールを選んでいるという。
果物と合わせてスムージーとして飲んだり、炒め物、スープ、味噌汁に使用するなど、幅広い料理に活用できる食材で、商品パッケージの裏側には「ケールとベーコンの炒め」「ケールとバナナ、グレープフルーツのスムージー」のレシピが掲載されている。
また、今回の発表会には、東京・南青山にあるイタリアンレストラン「HATAKE AOYAMA」の神保佳永シェフが出席した。
神保シェフは、「ドールのケールは、甘味があって、香ばしく、クセがない。カラダの中からキレイになれるおいしい野菜です」とコメントし、ケールの魅力をアピール。さらに神保シェフは、ドールのケールを使用した特別メニュー(サラダ/パスタ2品/グリーンカレー/スムージー)を考案したことを話し、6月1日~8月31日までの期間限定で、「HATAKE AOYAMA」と「HATAKE CAFE(新宿伊勢丹本館)」で提供することを紹介していた。
なお、「ドールのケール(1束/税込298円)」のほか、「冷凍スムージーキット グリーン(180g・2杯分/税込600円)」「カットサラダ ケールサラダ(120g/税込298~348円)」も、6月上旬から全国のスーパーや百貨店で販売される予定とのこと。