

血めぐり研究会(supported by Kao)の主任研究員であり、麻布ミューズクリニック院長でもある渡邉賀子医師は、『夏バテは、通常の暑さがひと段落して、過ごしやすくなる秋口には不調の症状は回復します。しかし近年、夏の間に冷房や冷たい物の摂り過ぎで身体を冷やすことにより、自律神経のバランスが乱れ、秋になって不調が出てくる、いわゆる“秋バテ”を訴える人が増加します』と述べている。
また、血めぐり研究会によれば、秋バテは「内臓冷えタイプ」と「冷房冷えタイプ」のふたつがあるという。以下にて、その特徴を紹介しよう。
【内臓冷えタイプ】はこんな人
猛暑による熱中症対策のため、冷たいものを摂り続けた人
■メカニズムと症状(段階)
1:対策のため、冷たい飲食物を過剰摂取
2:胃腸が冷えて、機能が低下
3:全身の血めぐりが悪化
4:疲れやだるさ/胃腸の不調
→この結果、夏の不調が秋まで続き、秋バテへ
【冷房冷えタイプ】はこんな人
冷房の効いた室内で過ごす時間が多かった人
■メカニズムと症状(段階)
1:冷房の効いた室内で、身体を冷やす
2:外気温との差に適応しようとするため、自律神経を総動員
3:全身の血めぐりが悪化
4:疲れやだるさ/肩こり
→この結果、夏の不調が秋まで続き、秋バテへ
秋バテ対策として血めぐり研究会が薦めるのは「じんわり温め」と「リラックス」だ。身体を温めることで血めぐりを良くし、体の疲れやだるさ、こりの蓄積を防ぐことが大切だという。さらに、副交感神経が優位になるようなリラックス法で、心と身体をゆっくり休ませることがポイントとのこと。このほか、血めぐり研究会のサイトには、血行を良くするさまざまな方法が紹介されている。
なお、血めぐり研究会(supported by Kao)とは、「血めぐり」改善を重要と考える有識者や企業と協力し、新しいセルフメディケーションとしての”血めぐりケア”を提唱している団体。2007年に発足され、花王とパナソニックの協賛により共同で運営している。
