和食好きの為末大氏が登場! “みそ汁”の良さ、美味しさに触れるセミナーが開催

『みそ汁の価値、再発見』セミナーにゲストとして登場した、為末大氏
去る11月22日、都内にて、『みそ汁の価値、再発見』セミナーが開催された。

同イベントは、味噌を正しく理解してもらうことを目的に、1992年からみそ健康づくり委員会が実施しているもの。

35回目となった今回のセミナーでは、「栄養治療におけるみそ汁の価値」や「運動前後におけるみそ汁摂取の効果」に関して、専門家による講演のほか、平成25年度“日本一の味噌”を使ったみそ汁の試食会が行われた。

セミナーで登壇したのは、大妻女子大学家政学部 教授であり、管理栄養士の川口美喜子氏。川口氏は、健康志向が高まる昨今、“減塩”が強調されているが『減塩することは、みそ汁や味噌の使用を減らすことではありません』といい、味噌は単なる調味料ではなく、高い機能性もあり、栄養的にも優れているという。

実際に、川口氏が以前勤務していた島根大学医学部附属病院で、がん患者にみそスープを投与したところ、体力の向上に繋がり、腸管の働きが良くなったと、実体験を紹介した。また川口氏は、「一汁三菜(いちじゅうさんさい)」を基本とする和食に欠かせないものとして、みそ汁を挙げ、理想的な栄養バランスを実現できる例が記載された「バランスマット」(川口氏が監修)を公開した。

このあと、“和食党”の特別ゲストとして、元プロ陸上選手である為末大氏が登場。広島県出身の為末氏は、幼いころから瀬戸内海の魚を食べ、広島産の醤油や味噌が大好物だったという。渡米生活中もアメリカのスーパーで味噌を購入していたり、日本食があまりない海外都市に行った際には、アジアンフードのレストランを選ぶほどだとか。

為末氏は、先に登壇した川口美喜子氏とのトークショーの中で、スポーツ選手にとってのみそ汁や日本食について語り、『現役時代、陸上競技にはたくさんのカロリーが必要だったのでいろんなものを食べましたが、いちばん効率がいいのは日本食なんじゃないかと思いました』とコメント。

また、 11月3日に開催された自転車イベント「ツール・ド・東北2013」に参加し、自転車で160kmを走ったという為末氏。コースの途中でつみれのみそ汁が出て、それがとても美味しく、胃の負担も軽かったと、スポーツ時のみそ汁の良さを語った。

トークショー終了後、日本各地の味噌を評価する「第56回全国味噌鑑評会」で、農林水産大臣賞を受賞した6つの味噌を使ったみそ汁がふるまわれる試食会が実施され、イベント参加者たちは、平成25年の“日本一の味噌”の味に触れていた。
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