更年期を迎える女性の肌と下着の関係とは?

『KIREILABO』の商品ラインナップ
インナーの開発・販売などを行っているグンゼは、去る5月23日、都内にて特別セミナー『オトナ思春期の“ランジェリー愁訴”と下着選びの新基準』を開催した。

同セミナーでは、更年期を迎えている女性を“オトナ思春期”世代と呼び、この年代の女性に起こりやすい症状のひとつである「肌の変化」に着目。更年期を迎える女性の肌と下着の関係について正しい理解を深める目的で、NPO法人女性医療ネットワーク理事長の対馬ルリ子氏と、グンゼのインナーウエア事業部レディスMD部・部長の後藤直子氏のトークセッションが行われた。

対馬氏は、肌の乾燥や下着のしめつけによるかゆみなどの病状が悪化して入院した実体験を語りながら、セミナーに訪れた参加者に向けて「性ホルモンの加齢による変化」や「エストロゲンの減少と体調不良の変化」、「エストロゲン不足で起こる症状・病気・トラブル」などについて説明を行った。

このとき対馬氏は、『一般的に、更年期は45歳から60歳ごろといわれていますが、20代や30代のころの生活スタイルによって卵巣機能の疲労度も異なるので、場合によっては37歳や38歳ごろから、エストロゲンが減少し、更年期障害の初期症状があられる人もいるのですよ』とコメントとしていた。

対馬氏とグンゼの後藤氏によるトークが終了したあと、グンゼが“オトナ思春期”世代の女性に向けて展開しているインナーブランド『KIREILABO』に関する紹介が行われた。

同ブランドの商品は、更年期を迎える女性の肌のことを第一に考え、「低刺激」、「低圧着」、「蒸れにくい」、「動きやすい」という、4点にこだわって開発されている。

ポイントとしては、糸をまったく使わず、特殊な両面テープで生地をつなぎあわせることで、肌への負担を軽減しているところ。縫い目はもちろん、テープやゴムがないため、生地の伸びだけで体にフィットする仕組みになっている。ウエストの段差や肌の赤みも起こりにくく、心地よく身体になじむという。

セミナー参加者たちは、グンゼの専門スタッフから説明をうけながら、『KIREILABO』の商品をその場で手に取り、生地の伸び具合や肌ざわりなどを体験していた。
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