来る6月16日は父の日である。楽天市場が行った「50代・60代男性のライフスタイルに関する調査」から、昨今の50代から60代男性は、充実したライフスタイルを送る一環として、料理などの家事を楽しんでいることが明らかになった。
楽天市場が、全国の50代と60代の男性400人を対象に行った調査によると、料理・買い物・掃除・洗濯のいずれかの家事を週1日以上行っていると答えたのは71.5%、興味があると答えたのは78.8%だった。なかでも買い物と料理については関心が高く、ともに6割以上が興味ありと回答している。
一方、掃除と洗濯について興味があるのは3割未満で、「興味はないが行っている」という現状がうかがえる。
さらに、退職済みの161人を対象に、家事に費やす時間を退職前後でそれぞれ聞いたところ、1日あたり30分以上家事を行う人は、退職前は3割未満だった。これに対し、退職後は6割以上に増加しており、退職により時間の余裕ができたことで家事に費やす時間が増える傾向にあることがわかった。
また、同調査では、約6割が「料理をするなら食材や調理法などにこだわりたい」と回答し、興味のある料理関連グッズとして、電子レンジなどの調理家電、食材や調味料、鍋や包丁などのキッチングッズが挙がった。
興味のある料理関連グッズでは、「電子レンジ、オーブン、トースター」(33.3%)が1位となり、以下「食材、調味料」(32.8%)、「鍋、フライパン、包丁」(32.0%)、「冷蔵庫」(31.3%)、「コーヒーメーカー、エスプレッソメーカー」(29.5%)と続いている。
楽天市場によると、50代から60代男性ユーザーの購買における3割以上が食品や家電などの家事に関する商材で、5年前に比べるとそのシェアは約1.2倍になっているという。
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