食器の「水切りかご」は雑菌だらけ!? 適切な対処が必要

一般家庭にある食器用水切りかごの雑菌数
2013年6月19日(水) 10時15分
一般家庭にある食器用水切りかごの雑菌数
一般家庭にある食器用水切りかごの雑菌数
「アルコール除菌@キッチンラボ」のサイト
「アルコール除菌@キッチンラボ」のサイト

 雨量が増えて湿度が高まる梅雨や、気温が30度を超える日もある夏時期は、食べ物が痛みやすく、食中毒の原因になる雑菌が発生しやすくなる。

 食品が腐食して異臭を放っていたり、明らかなカビが生えていれば、それらを処分すればよいが、目に見えない雑菌に対しては、どうしても油断してしまう。

 たとえば、『食器洗い洗剤を使って念入りに洗ったから、大丈夫!』と、安心してしまうケースも少なくない。たしかに食器は安全かもしれないが、洗浄した食器を置く「水切りかご」はどうだろうか。

 2013年5月から、衛生微生物研究センターと共同でキッチンの雑菌増殖スポットに関する調査を行っているアルコール除菌@キッチンラボが、都内の一般家庭3件の「水切りかご」を調査した結果、3件中2件の家庭の水切りかごの底から、約200万個/10センチ平方メートルの雑菌が検出されたという。

 雑菌だけでなく、水回りのヌメリの原因となる酵母やカビも発見。水受けがあるタイプを使っていた家庭の水切りかごで、水受けにたまった水の中の雑菌数を計測したところ、3日間溜めた水からは2,400万個/mlの雑菌が確認された。

 同ラボは雑菌の対処方法について、「食器を水切りかごに置いたままにせず、食器が乾いたら、食器棚に片づけること」だという。また、水受けに溜まった水を使うたびに捨て、水切りかごの水分を拭き取り、高濃度アルコール除菌スプレーを吹きかけると良いとのこと。食器用水切りかごの毎日の除菌には、食品・食品添加物を原料にした高濃度のアルコール除菌スプレーを勧めている。

 この調査結果から分かるように、食器を清潔にしても、食器を乾かす場所の状況によって、雑菌を繁殖させる温床になりかねない。自身や家族の健康を守るために、病原体が発生する場所を把握し、正しい駆除や予防を行なおう。

《ダイエットクラブ編集部》

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