サニーヘルスは、同社が運営するmicrodiet.netにて、調査レポート『プチ断食を行う「ファスティングダイエット」の効果とは?』を公開した。
ファスティング(fasting)とは、英語で断食という意味があり、ファスティングダイエットは断食ダイエットである。断食と言っても、一般的にイメージするような水分以外はとらない修行僧や、イスラムのラマダン(断食月)のような断食とは異なる。
さまざまな方法が雑誌やテレビでも取り上げられているが、ほぼ共通しているのは半日から2、3日ほどの間、ファスティング用のドリンクを飲んで過ごすという言わば「プチ断食」だ。
気になるその効果のほどは、ファスティングダイエット体験者からは「お通じが良くなった」、「むくみがとれた」 といった声が上がっているらしい。本来の目的であったダイエット効果については、「一時的に体重は減ったけれど、結局すぐに元通りに」という意見が多数だという。
また、ファスティングによってやせやすい体質になることになっているが、「特に変化を感じられない」という意見がほとんどとのこと。
実際、ファスティングダイエットを行うわずかな期間だけで、脂肪が燃焼することはなく、本質的にやせられるわけではない。
しかも、やり方を間違えると逆に太ってしまう可能性さえある。ファスティング後に間違った方法で通常の食事に戻してしまうと、食欲がこれまで以上に増してしまうこともあり、食欲がコントロールできなくなる人もいるようだ。