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睡眠不足は「人間関係」と「ダイエット」に悪影響を及ぼす!?

『かくれ不眠×スリープマネジメントセミナー』の様子
2013年9月30日(月) 18時30分
『かくれ不眠×スリープマネジメントセミナー』の様子
『かくれ不眠×スリープマネジメントセミナー』の様子
「かくれ不眠」チェックシート(古賀良彦氏の資料)
「かくれ不眠」チェックシート(古賀良彦氏の資料)
「かくれ不眠」のタイプ分類(古賀良彦氏の資料)
「かくれ不眠」のタイプ分類(古賀良彦氏の資料)
「睡眠効果」(友野なお氏の資料)
「睡眠効果」(友野なお氏の資料)
「リラックス」(友野なお氏の資料)
「リラックス」(友野なお氏の資料)
「光」(友野なお氏の資料)
「光」(友野なお氏の資料)
杏林大学医学部 精神神経科教授の古賀良彦氏
杏林大学医学部 精神神経科教授の古賀良彦氏
睡眠コンサルタントの友野なお氏
睡眠コンサルタントの友野なお氏

 去る9月25日、都内にて『かくれ不眠×スリープマネジメントセミナー』が開催された。

 同イベントは、睡眠の専門家の集まりである「睡眠改善委員会」が主催する催し。二人の専門家が、“かくれ不眠”がもたらす弊害や睡眠の改善方法を紹介した。

 最初に登場したのは、杏林大学医学部 精神神経科教授の古賀良彦氏。古賀氏は、睡眠の質の低下がストレスを強めたり、睡眠不足が肥満を招くほか、高血圧症や糖尿病をはじめとする、生活習慣病の発症進展に深く関与しているという、複数の研究結果があることを話した。

 また古賀氏は、専門医による治療を要する不眠症に至る前段階の、不眠症予備軍(軽度短期不眠状態)を“かくれ不眠”と呼び、「かくれ不眠チェックシート」と「かくれ不眠タイプ」を紹介。以下では、その項目とタイプを記載する。

 ■「かくれ不眠」チェックシート/睡眠改善委員会

 ・寝る時間は決まっておらず、毎日バラバラである
 ・平日にあまり寝られないため、休日に「寝だめ」をする
 ・起きた時に「よく寝た」と思えない
 ・寝つきが悪いことが多い
 ・夜中に何度か起きてしまうことがある
 ・思ったよりも早く起きてしまうことがある
 ・よく昼間に居眠りしてしまうことがある
 ・集中力が途切れがちで、イライラすることが多い
 ・最近、面白そうなことがあってもあまりやる気が出ない
 ・自分は寝なくても大丈夫なほうだ
 ・眠れないことは異常なことではないと思う
 ・仕事が忙しいと、寝ないで夜遅くまで頑張ってしまう

 ※上記の1項目以上が当てはまる人は「かくれ不眠」。不眠症状が強い場合、
 もしくは合計10個以上該当する人は専門医への相談を進めていた。


 ■「かくれ不眠」のタイプ分類

 ・「眠りが浅い」タイプ
  生活習慣・ストレスなどへの反応は弱く、浅い眠り系の指標への反応が
  強いのが特徴の層。中高年代が相対的に多め。

 ・「高ストレス」タイプ
  生活習慣系に加えて、ストレス系の反応が顕著に高いのが特徴となる
  回答者群。

 ・「生活不規則」タイプ
  生活習慣系の反応が大きく、生活の規則性を確立できないために
  軽度短期不眠症状を呈している層と考えられる。

 ・「自分は大丈夫」タイプ(不眠慣れタイプ)
  ほぼ全ての要素に反応し、特に不眠慣れの要素が強い一方、ストレス系の
  反応が薄いのが特徴。

 ・「初期かくれ不眠」タイプ
  反応個数が少なく、特定領域に集中する傾向もないことから、ごく初期かつ
  まだ軽度の短期不眠者であると思われる。


 さらに古賀氏は、「かくれ不眠」の解消を目的として、オムロンヘルスケアの睡眠計『スリープデザイン HSL-101』を使用した調査を621名の男女に実施したという。その結果、「自分は大丈夫タイプ」と「高ストレスタイプ」には、中途覚醒(夜中に目覚めたり、その後眠れなかったり、眠りが浅く、熟睡できない状態)に問題があり、ビジネスシーンや日常生活、人間関係において、さまざまな弊害が生じていることが判明したことを話した。

 かくれ不眠の改善方法としては、睡眠計などを使用して睡眠の状態を客観的に評価し、自分が「かくれ不眠」だった場合は、タイプを認識がする必要があるとのこと。そのうえで「食事の工夫」や「軽い運動」、「ぬるめのお湯で入浴」したり、眠るための環境(最適な照明や室温・湿度を維持)を作り、かくれ不眠に陥らないためのスリープマネジメントを行うことが大切だと語った。

 古賀氏の次に登場したのは、睡眠コンサルタントの友野なお氏。友野氏は、かつて自身が太っており、食欲が抑えられなかったことを公言。さまざまなダイエットにチャレンジしたがやせず、諦めかけていたころに「睡眠」に着目した結果、ダイエットに成功したという。

 友野氏は、自身の経験を活かした「眠活」を提案しており、朝8時から夜23時までの活動時間帯に起こる、イライラや肌荒れ、肥満、能力低下、疲れなどを、夜23時から朝8時までの9時間に解消することがポイントとのこと。眠る前の1時間、7.5時間の睡眠、起床後30分の過ごし方が体内のメンテナンスにつながり、“質の良い眠り”が、「美肌効果」、「ダイエット効果」、「免疫力アップ効果」、「学力向上効果」、「アンチエイジング効果」を生み出すという。

 また眠るときは、部屋の明かりを、青白い蛍光灯ではなく、暖色系の間接照明やろうそくにしたり、アロマや音楽、ストレッチ、読書(テーマが軽いもの)でリラックスすることが、質の良い眠りを得る方法だと説明。さらに、朝気持ちよく目覚めるには、太陽の光を目に入れることが大切だと話していた。

《ダイエットクラブ編集部》
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