アイメイクで誤魔化していませんか? 冬に増える「乾き目ブス」に要注意

普段、目の乾きを感じることはありますか?
外出時は、コートやダウンジャケットが必須。屋内では、エアコンの暖房を常にオンにする状態だったりと、寒さ対策が必要なシーズンになった。

この時期になると、肌のカサカサに加え、目の乾きによる不快感を感じる人もいるだろう。特に、デスクワークで常時パソコンを使用していたり、移動中にスマートフォンを操作する時間が長い人などは、目の乾きに悩まされることが多いのではないだろうか。

そんな折、トレンド総研が、スマートフォンを利用している20代から30代の男女500名を対象に、11月26日から28日の間、『乾き目ブス』をテーマにしたインターネット調査を実施し、その結果を発表した。

同調査で、会社員女性300名に『普段、目の乾きを感じることはありますか?』と質問したところ、34%の人が「よくある」、53%の人が「たまにある」と回答。ふたつの回答率を合わせて87%の女性が、目の乾きを自覚していることがわかった。

続いて、『目の乾きは、見た目のマイナス要因につながると思いますか?』という問いでは、88%の人が「そう思う」と回答。そこで、『目の乾きによって見た目の印象がマイナスにならないよう、十分な対策ができていますか?』と質問したところ、「対策をしているが十分ではない」という女性が56%で、「対策していない」人は41%にのぼった。

また、会社員男性200名に、『目の乾きは、見た目のマイナス要因につながると思いますか?』と質問したところ、84%が「そう思う」と回答。続けて、『職場の女性が、“乾き目ブス”状態(乾き目により、目元が疲れた印象になったり、表情が険しくなっている状態)になっている姿を見ることはありますか?』と聞くと、60%が「ある」と回答し、半数以上の男性が、職場において“乾き目ブス”の目撃経験があるようだ。

以上のような結果を受け、トレンド総研は、印象評論家・重田みゆき氏に「乾き目」が外見におよぼす影響を尋ねたところ、『乾き目ブス』にはパターンがあることがわかった。以下にて、パターンの特長を紹介する。

■重田みゆき氏による『乾き目ブス』3パターン

・目元が疲れた印象にみえる「疲れ顔」
「乾き目」が進行すると、目の周りがくすんだり、シワっぽくなったりと、
「疲れ顔」を招く要因になる。現代女性は約2人に1人が「ドライアイ」
 というデータもあり、注意が必要。

・表情筋が内側に寄ることで、暗い表情に見える「ネクラ顔」
 目が乾いてシパシパすると、眉間にシワが寄ったり、細めながらまばたきを
 することにつながる。顔の印象を明るく見せるには、外側に表情筋が働いて
 いることがポイント。そのため、顔のパーツが真ん中に集中してしまうと、
 表情が暗くみえる「ネクラ顔」になってしまう。

・まばたきの数が増えて、落ち着きなくみえる「まばたき顔」
 まばたきの回数が多いと「誠実感に欠ける」「落ち着きがない」など、
 マイナスの印象を与えてしまうもの。 ドライアイの人のまばたきの数を
 検証してみると、1分間に60回以上の人もいるが、信頼できるまばたきの
 回数は1分あたり10回から15回。まばたきが多すぎると、
 どんなに誠実に仕事をし、相手を想う気持ちがあったとしても、
 上手く伝わらないということになりかねない。

最後に、“乾き目ブス”を回避する方法を重田氏に聞いてみた。重田氏は、『目がキラキラと輝いている女性は、同性にとっても異性にとっても魅力的にみえるもの。そのためには、ランチタイム・休憩時間などに目を閉じて休ませる、就寝前にホットタオルで目を温めるなど、日頃から目を労わってあげることが大切です』という。

さらに重田氏は、女性のメイクについても指摘。『メイクに頼りがちな女性も多いと思いますが、それでは目の周りのアイメイクが輝くだけ。「目」そのものを輝かせるために、目薬でうるおいを与えてあげるというアイケアもいいですね』と、日常的なアイケアを薦めていた。
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