『新年度、新生活に伴い健康維持や増進に関心がありますか』と聞いたところ、「とても感心がある」（25.6％）「ほどほどに関心がある」（58％）と、関心がある人の合計は8割を超えた。
次に、『あなたがトクホ商品を摂取するようになったきっかけを教えてください』と聞いたところ、「ただなんとなく」と回答した人が45.4％で最も多く、次いで「健康増進・維持に関心が高いから」（22.4％）、「健康診断で気になる結果がでたから」（11.8％）という回答が多かった。
続いて、『あなたがトクホ商品に求める効果は何ですか？ 当てはまるものを上位3つまで挙げてください』と聞いたところ、「中性脂肪などの脂肪対策」（45.2％）と男女ともにほぼ半数の人が回答したが、それ以下の回答は男女間で差が生じ、男性の2位は「血圧対策」（16％）、3位は「血糖値対策」（14％）、女性の2位は「整腸対策」（19.6％）、3位は「コレステロール対策」（13.2％）という結果になった。
また、『あなたが既存のトクホ商品に感じている不満は何ですか』と聞いたところ、「値段が高い」（68.2％）と答えた人が最も多く、約7割に上っている。その他の不満は「あまり効果が期待できない」（31.8％）、「どんな効能があるかわかりづらい」（22％）、「味が美味しくなく、続けにくい」（15％）と続いている。世代での違いは20代・30代女性では「味が美味しくなく、続けにくい」と回答した人が2番目に回答が多くなっており、若い女性ほど効果よりも、美味しく長く続けられる事を重視する傾向にあるようだ。
そこで、『次のうち、あなたが欲しいと思うトクホ商品はどれですか』と聞いたところ、1位は「味が美味しく、続けやすいトクホ商品」（59.2％）、2位は「1つの商品に複数の効果が備わっているトクホ商品」（46.4％）という結果となった。この2つの回答を比較すると、女性の多くは味に意識が向いており、30代女性になると30%の開きがある。しかし、男性の30代～50代はおよそ2％差とかなり僅差に迫っており、60代男性になると「1つの商品に複数の効果が備わっているトクホ商品」が上回る結果となっている。
