安全な「登山」の心得と、快適な「睡眠」のポイントを学ぶ!

ミズノメディアサロン特別講座『この秋、“登山”と“睡眠”で健康促進』の様子
去る9月25日、都内にて、特別講座『この秋、“登山”と“睡眠”で健康促進』が実施された。

同講座は、スポーツメーカーのミズノが主催するメディア向けの特別セミナー。今回は、登山と睡眠をテーマに、2名の講師を招いて、登山の心得や快眠のポイントのほか、自社の新製品紹介が行われた。

一人目の講師として登場したのは、日本山岳ガイド協会認定の山岳ガイトであり、ミズノアウトドアスクールの専任ガイドでもある、松原尚之氏。

松原氏は、過去5年間で若い登山者が急増していることや、2014年の遭難事故件数が過去最多になったことを話したうえで、日本の山が紅葉する9月・10月に、登山初心者が低山(標高1000~1500メートル)を、安全に歩くために必要なことを紹介。以下にて、松原氏が教えてくれた「安全な低山歩き」の心得を抜粋する。

■「安全な低山歩き」の心得
・山の危険(悪天候、転倒、道迷い、病気など)を知っておく
・出発前の準備(入念な下調べ、天候判断、体調管理など)が大事
・登山ウエアは、綿ではなく化学繊維の生地を選ぶ
・命に関わる絶対に忘れてはいけないものは
 「登山用レインウエア(雨具)」「ヘッドランプ(ライト)」「地図&コンパス」
・飲料と食料を忘れる人はいないが、
 飲料が足りなくなる人が多いので予備を用意する
 食料が多すぎて登山ザックの重量が増えないように適量を用意する

また、松原氏はセミナー参加者に「無雪期登山 持ち物リスト」を配布してくれたり、実際に松原氏が使用しているトレッキングシューズや地図などの登山アイテムを、その場で見せてくれた。

続いて、二人目の講師を担当したのは、寝具・寝装品メーカーの西川リビング株式会社で、睡眠環境科学研究所の所長を務めている吉兼令晴氏。

以下では、「秋から冬にかけての快適な睡眠」と題された吉兼氏の講義の中で紹介された情報の一部を記載する。

■「秋から冬にかけての快適な睡眠」のポイント
・健康を支える3本柱は「栄養」「運動」「睡眠」
・睡眠には「細胞の新陳代謝」「老廃物の除去」「免疫量の増強」など
 ヒトの身体の健康にとって必要不可欠な役割がたくさんある
・健康的な睡眠(快適な睡眠)とは、寝入るまでの時間が短く、
 途中で目が覚めず、朝の目覚めがすっきりしていること
・理想的な睡眠を得るには「睡眠生理」「睡眠環境」「寝具」が重要
・特に大切な眠りは「最初の3時間の深い眠り」

このほか、セミナーの最後には、ミズノが開発した吸湿発熱素材「ブレスサーモ」を使用した登山用ウエアや、女性向けインナーウエア「女子のブレスサーモ」の新商品情報のほか、ミズノと西川リビング株式会社が共同開発した寝具「ブレスサーモ寝具」の商品説明が行われた。
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