ペット業界初!クラウドで愛犬の健康管理…富士通がサービス開始

「わんダント」を装着した様子
現在、犬の飼育世帯率は17.7%、平均寿命も13.3歳(人間の72歳相当)となり、ペットの高齢化や介護、肥満といった問題も顕著になっている。

こういった背景も踏まえ、富士通は、富士通研究所の動作推定技術を用いて開発した愛犬用歩数計「わんダント」と、愛犬の健康管理をサポートするペット業界初のクラウドサービスを11月28日より提供開始した。

「わんダント」では、「歩数」「震え」「温度変化」の自動測定が可能。測定・蓄積されたデータは、スマートフォンやパソコンを近づけるだけで、FeliCa通信によりクラウド上にアップロードできる。また、Webサイトでグラフとして閲覧できるので、愛犬の活動状態が一目で把握可能だ。さらに、食事の量やうんちの状態、その日の体調などを記録する日記機能も搭載している。

技術的な特徴としては、ペット業界初の「犬専用の自動歩数計測技術」が挙げられる。3D加速度センサーと、犬の前脚の動きを検知し前脚の動く速さや脚の長さをベースに歩数測定する動作推定技術を適用することで、犬の歩数の自動カウントを実現している。

同社によると、ペットごとの健康データとしてクラウドで一元管理することができるようになり、どうぶつ病院や研究機関などとの情報共有や連携も容易になるという。
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