「おから」でダイエット…食物繊維が豊富で低糖質、ボリュームも満点

家村マリエ
アスコムは19日、都内で日本初の「おから」イベント『究極のエコ食材「おから」で始める栄養+健康+美活生活』を開催、同日刊行した『満腹なのにみるみるやせる!おからダイエットレシピ』の著者で全豆連おから大使でもある家村マリエも出席した。

同イベントは、東京汐留の東京ガス業務用厨房ショールーム「厨BO!SHIODOME)で行われた。担当者によると同施設は日本最大級の業務用厨房ショールームで、学校や病院、飲食店向けの厨房施設が数多く展示されている。

イベントには、日本で唯一の豆腐業界の法人化組織、一般財団法人全国豆腐連合会(全豆連)のメンバーも出席。担当者によると、室町時代の書物に「おから」の起源が記されているとし、郷土料理にも多く用いられ食用として活用されてきたが、食が豊かになり次第に使われなくなったという。なんと、1999年には最高裁で「おから」が産業廃棄物と判決されているというから驚きだ。そもそも、豆腐の製造過程で発生する「おから」は防腐剤が入っていないため、賞味期限が短いこともあり、取り残されてきたという。ただ、最近では技術革新により衛生的に作られる「生おから」や乾燥処理されて長期保存も可能な「おからパウダー」もあるという。

そんな「おから」に魅力を感じて、おから大使にもなった家村マリエ。6年ほど前には、他のモデル仲間と比べて太っていることがコンプレックスとなり、拒食・過食を繰り返して体調を悪化させていたという。そんな彼女を心配した母親が、彼女の為に「おから」料理を作り始めたことで次第に体調が回復。健康的に3か月で12kgの減量にも成功した。

「食べないで痩せるのは無理だったので、好きなものを好きなだけ食べて痩せるにはどうしたらいいんだろうと思って最終的に辿り着いたのがおからだった」と自身のおからダイエットについて語り始めた家村は、「私自身一番効果を感じたのが、慢性的な便秘の改善と肌が白くなったこと」と熱弁した。

自宅には1kg、実家には10kgほどのおからを常備しているという家村は、自身のおから料理のレパートリーは500を数えるというが、今回発売した書籍には約60種類のレシピが掲載されている。今回、そのレシピの中から報道陣向けに試食が提供された。筆者も実際に食べてみたが、少ない分量にも関わらず、食後にはかなりの満腹感を感じることができた。

お腹周りのお肉が気になりつつも食べるのが好きな方は、「おから」に目を向けてみてはいかがだろうか?
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