体調不良や熱中症になっても伝えられない!? 10代男女の約31%がYES

あなたは熱中症になったことがありますか?
去る8月12日、高知県の四万十市西土佐では、41度という国内過去最高の気温を観測。その後、4日連続で40度に達したというニュースが流れた。また、総務省消防庁が8月5日から8月11日までに、熱中症で救急搬送した人数は、全国で9,815名に上る。

熱中症になりやすい人は、乳幼児と高齢者が多いという話を耳にするが、とはいえ、10代などの若い世代の人も熱中症になる可能性はあるだろう。

実際に、株式会社リビジェンが10代の男女300人を対象に「熱中症」に関する意識調査を実施し、『あなたは熱中症になったことがありますか?』と質問したところ、「ある」と答えた人は27%で、「ない」と答えた人は69%、「覚えていない」という人は4%だった。

また、調査の中で、『あなたは外出する時、熱中症対策をしていますか?』と質問したところ、「全くしていない」が22%、「めったにしていない」が26%、「時々している」が40%、「確実にしている」が12%という結果に。

このほか、スポーツの部活動やクラブに所属している人に対し、『あなたは部活動やクラブでスポーツをしている最中に体調が悪くなったら「体調が悪い」と責任者(顧問)にすぐ伝えられると思いますか?』と質問したところ、「伝えられないと思う」(13%)、「おそらく伝えられないと思う」(18%)と答えた人が合わせて31%で、「どちらともいえない」が9%、「おそらく伝えられると思う」が28%、「伝えられると思う」が32%だった。

上記の質問で、「伝えられないと思う」、「おそらく伝えられないと思う」と回答した人に、『伝えられない理由』を聞く、「顧問が厳しいし、休むと顧問に嫌な目で見られるから」、「恥ずかしい」、「我慢できるから」などの回答があった。
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