同試食会は、料理レシピサイト「クックパッド」で公開されている人気レシピをもとに開発した料理を、民間企業の社員食堂メニューとして、期間限定で提供する企画をアピールするもの。
企画を実施するにあたり、クックパッドはエームサービス株式会社に協力を依頼。同社は、民間企業の社員食堂を中心に、病院や社会福祉施設のほか、スポーツ・レジャー施設、さらには、アスリートのための食事提供や食育サポートも行っている外食産業企業である。
今回、第一弾としてクックパッドの企画が展開されるのは、IT企業の日本ヒューレット・パッカード（以下、日本HP）本社の社員食堂「CAFETERIA」。前述したエームサービスが運営を担当している社員食堂でもある。
日本HPの社員食堂といえば、3年前に開設されて以来、その広さとメニューの豊富さで話題を集め、最近ではテレビドラマ「半沢直樹」のロケ現場になったところ。
社員食堂の面積はサッカーコートとほぼ同じ5,600平米で、約900席の座席と約50種類のメニューを提供。ICチップ付きの器をトレイごと“セルフレジ”にセットし、電子マネーのみで支払いを行うシステムが導入されており、1日にのべ約1,700名の日本HP社員が利用しているという。
この社員食堂で、11月5日から15日まで提供されるクックパッドのメニューは4品。「里芋と秋鮭のグラタン」、「秋鮭のムニエル ～タルタルレモンソース～」、「かぼちゃの肉味噌ゴマ風味グラタン」、「唐揚げ 梨の磨りおろし漬け」となっており、試食会ではすべてのメニューがふるまわれた。
4品それぞれに旬の食材が使われており、しっかりとした味付けで、食べごたえ抜群。これら1品に、ごはんやお味噌汁、サラダなどをつけても、600円程度の価格で提供されるとのこと。
なお、上記4メニューのもととなっているレシピは、「クックパッド」のサイトでメニュー名を検索すれば、食材や調理法を知ることができる（「唐揚げ 梨の磨りおろし漬け」のレシピは、“美味しさ間違い梨”でヒットした）。
