セールス・オンデマンドは、花粉症が仕事や日常生活におよぼす影響に関して、20代から40代の花粉症を発症している男女350人を対象に、「花粉症実態調査」を実施した。
まず、花粉症の仕事への影響を聞いたところ、6割強の発症者は、1時間あたり、それぞれ「くしゃみで5回」、「鼻水で5回」仕事を中断していると回答した。
続いて、花粉症による「仕事効率」への影響を確認したところ、約7割(66.3%)の発症者が仕事効率が低下すると答えた。低下率をみると、通常よりも仕事効率が「61%から80%まで低下」(32.0%)、「41%から60%まで低下」(19.4%)が上位に。
また、花粉症を発症している女性『花粉症女子』は、花粉シーズンは女子力が低下すると回答。「女子力低下」の理由としては、「肌が荒れたり、赤くなったりするので化粧のノリが悪い」(63.9%)、「マスクで顔が隠れるので、化粧に気合いが入らない」(49.6%)、「化粧崩れが気になるため、トイレに行きがちになり、気分が下がる」(47.1%)が上位に挙げられた。
なお、『花粉症女子』の4人に1人が「ティッシュ鼻栓」を経験していることがわかった。さらに、発症者の5人に1人(21.6%)は、花粉シーズンは「夫婦仲」や「恋人との仲」が悪化すると回答した。
このほか、発症者につらい花粉症の症状を聞いたところ、「鼻水」(92.0%)、「目がかゆい」(80.3%)、「くしゃみ」(67.4%)が上位に挙げられた。また、昨年実施した花粉対策を聞いたところ、上位は「目薬」(52.3%)、「マスク」(38.3%)、「飲み薬(処方薬)」(32.9%)という結果だった。
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