団塊世代夫婦の多くが家事を分担している…ニッセン調べ

あなたはパートナーと家事分担していますか。
ニッセンは、同社が運営するプレゼント・懸賞サイト「nissen もらえるネット」で、2014年12月17日~24日の期間、会員614人に対して行った「家事分担に関する意識調査」の調査結果を公開した。

アンケート回答者のうち、既婚であると答えた人に対して「あなたはパートナーと家事分担していますか」と聞いたところ、「分担している」と答えた人は全体の半数近くの49.7%だった。また、年代別で見ると、40代のみ「分担していない」と答えた割合の方が多く、「分担している」が39.1%、「分担していない」が60.9%となった。一方、年代別で最も高い割合で家事を分担していたのは、団塊の世代を含む60代以上で、「分担している」が67.3%、「分担していない」が32.7%という結果になっている。

前述の質問で、家事を分担していると答えた人に「家事分担を始めたきっかけを教えてください」と聞いたところ、31.8%が「結婚当初から」と回答した。次いで「特にきっかけはなかった(31.3%)」「出産・育児(14.0%)」となり、およそ7割が何かのきっかけで家事分担を始めたことがわかった。また、「どちらから家事分担を提案しましたか」の質問に対しては、「両者から」が最も多く41.3%。次いで「自分(30.3%)」「パートナー(20.6%)」となった。男女別に見てみると「パートナーから提案があった」と答えた人の割合に男女差があり、男性が 29.8%、女性が16.7%となり、女性2から見て男性側から家事分担を提案することは少ない傾向にあるようだ。

また、「家事分担をしている項目は何ですか」と聞いたところ、「ゴミ出し」が最も多く 77.2%、次いで「風呂洗い(59.2%)」「皿洗い(53.3%)」となった。「掃除(44.6%)」「炊事(41.8%)」「洗濯(35.9%)」などは、他の項目に比べ低くなっている。

「パートナーとの家事分担に不満はありますか」と聞いたところ、34.7%の人が「ある」と回答した。パートナーに行ってほしい家事について聞いたところ、「掃除」が最も多く43%、「風呂洗い」が42.2%、「ゴミ出し」が42%となっている。「家事分担でパートナーとケンカしたことはありますか」の質問に対し、34.2%があると答えた。また、「家事分担について日頃から話し合っていますか」と聞いたところ、71.8%の人が「話し合っていない」と答えている。
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