「薬膳」に健康的なイメージはあれど“日常的に食べている人”はごくわずか…漢方デスク調べ

普段から薬膳を食べる機会はありますか?
健康や美容、ダイエットのために「薬膳」を食べてみようと思ったことがある人もいるだろう。

薬膳とは、伝統医学の理論に基づいて調理された食事で、健康的なイメージを持っている人は多いようだが、“日常の食事”として薬膳を食べている人は少ないらしい。

漢方・薬膳の総合ポータルサイト「漢方デスク」を展開する漢方デスクが、全国の20代~60代の男女1,214人を対象に実施した「薬膳のイメージ調査2015」で、『普段から薬膳料理を食べる機会はありますか?』と質問したところ、1,182人が「いいえ」と回答。「はい」と答えた人は32人しかおらず、日常的に薬膳を食べている人は全体の3%だったという。

また、同調査で『薬膳のイメージ』を尋ねたら、992人が「健康に良い」と答えたが、「不味い、苦い(356人)」「手軽に取り入れにくい(338人)」という回答も多かった。

そこで、普段から薬膳を食べていないという人たちに、『普段から薬膳料理を食べる上で何がネックになっていますか?(複数回答可)』と聞くと、「身近に専門のレストランがない」という回答が最多となった。

一方、普段から薬膳を食べているという人たちに、薬膳を食べる理由を尋ねたら、「自分の健康管理のため」という回答がトップに。そのほかには「漢方や薬膳の考え方が好きだから」「家族の健康管理のため」「病気、症状の治療のため」「薬膳料理の味が好きだから」という回答もあった。

このほか、『薬膳と聞いて思い浮かべる有名人はどなたですか?(自由回答)』という質問では、「チャングム(韓国ドラマのヒロイン)」という回答が最も多く、続いて「ジュディオング」「米倉涼子」「深津絵里」「吉瀬美智子」「安田美沙子」という回答が並んだ。
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