







同セミナーは、スポーツ栄養科学研究を行っている味の素が、アミノ酸素材の特徴や機能を紹介するもの。
まず始めに、味の素 健康ケア事業本部 スポーツニュートリション部 専任部長の甲谷真人氏が「プロテイン食品市場」に関する説明を行った。甲谷氏によると、スポーツ競技のパフォーマンス向上やカッコいい身体づくりとして、筋肉増量を目指す人たちの中には「プロテイン」を摂る人がいるという。
プロテイン(protein)とは、タンパク質を意味する言葉だが、甲谷氏がいうプロテインは、タンパク質を主成分とするサプリメント(栄養補助食品)のこと。味の素の調査によれば、タンパク質からつくられている筋肉を、より効率的に増やすために、プロテインを摂取する人がいるとのこと。
しかし、プロテインを摂っても筋肉量が増えなかったり、プロテインの摂り過ぎによる体重増や飲用に手間がかかるなど、さまざまな現状があるようだ。
その上で、味の素 食品研究所 技術開発センター 専任課長の降旗泰史氏が「必須アミノ酸・ホエイプロテイン混合物」を紹介。以下では、降旗氏が話した内容の一部を抜粋する
■必須アミノ酸・ホエイプロテイン混合物について
・食事中のタンパク質は、一度アミノ酸に分解され、
再び、筋肉内でタンパク質に合成される
・アミノ酸は2種(必須アミノ酸と非必須アミノ酸)があり
筋肉中のタンパク質をつくるには、必須アミノ酸が最適
・必須アミノ酸・ホエイプロテイン混合物は、
ホエイプロテインのみと比べて量が約4分の1で、
低カロリー(80kcalが17kcalになる)
・ヒトでの試験結果でもホエイプロテイン摂取と同様に、
除脂肪重量(筋肉量)が増加し、筋力が向上した
このほか、セミナーの特別プログラムとして、ハンマー投げの室伏広治選手による「室伏流トレーニング実践講座」が行われた。室伏選手は、『ふだんスポーツをしない人が、いきなり激しいトレーニングを行っても、辛くてキツイだけ。このとき、大事なのは楽しみながらやること。長く飽きずに続けるコツは、“身体を意識する”ことです』と話した。
さらに室伏選手は、食生活についても触れ、『朝食では主に魚と卵、味噌汁、昼食は鶏肉と野菜、夕食はレモン1個をしぼったステーキとトマト(4個から5個)などを摂っていて、基本的に毎食ご飯を食べていますね』とコメント。また、『一般の人たちは、コンビニを利用することも多いと思いますが、食品の栄養素をチェックして、タンパク質が多いものを選んだり、糖質が多すぎないものを摂るといいのではないでしょうか』と、栄養素を重視した食事を勧めていた。
