山に登りたい! と思ったら読むべき3つのポイント

平成23年態様別山岳遭難者数の割合(資料提供:警察庁「平成23年中における山岳遭難の概況」)
2013年6月24日(月) 17時15分
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平成23年態様別山岳遭難者数の割合(資料提供:警察庁「平成23年中における山岳遭難の概況」)
平成23年態様別山岳遭難者数の割合(資料提供:警察庁「平成23年中における山岳遭難の概況」)
平成23年目的別山岳遭難者数の割合(資料提供:警察庁「平成23年中における山岳遭難の概況」)
平成23年目的別山岳遭難者数の割合(資料提供:警察庁「平成23年中における山岳遭難の概況」)
平成23年単独登山者の遭難発生状況の割合(資料提供:警察庁「平成23年中における山岳遭難の概況」)
平成23年単独登山者の遭難発生状況の割合(資料提供:警察庁「平成23年中における山岳遭難の概況」)
登山計画書にまとめる主な内容
登山計画書にまとめる主な内容
登山前に情報収集や必要なものをそろえる(イラスト:政府広報オンラインより)
登山前に情報収集や必要なものをそろえる(イラスト:政府広報オンラインより)
登山計画書の提出先
登山計画書の提出先

 数年前、「山ガール」という言葉をテレビや雑誌などで見聞きした人は多いだろう。それから間もなくして「登山ブーム」が叫ばれるようになり、本年5月には、80歳の冒険家・三浦雄一郎氏がエベレスト登頂に成功し、よりいっそう登山への注目が集まった。

 そして、去る6月22日、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会が「富士山」を世界文化遺産として登録。これにより、登山熱がさらにヒートアップし、山に登りなれている人はもちろん、登山初心者のチャレンジも増えることが予想される。

 山に登ることで爽快感を感じたり、健康につながるなど、さまざまな利点はあるが、それと同時に、決して忘れてはならないことがある。それは、怪我や遭難事故だ。

 登山でのトラブルを危惧し、内閣府大臣官房政府広報室が運営する「政府広報オンライン」(最終更新:平成25年4月9日)では、登山での遭難について注意を呼び掛けている。

 同広報室によると、遭難の多くは、山に対する認識が甘く、不十分な装備で体力的に無理な計画を立てるなど、知識・経験・体力の不足から遭難に至ることが見受けられるとのこと。

 山岳遭難で多いのは「道迷い」、「滑落」、「転倒」で全体の約7割を占める(警察庁「平成23年中における山岳遭難の概況」より)。また「疲労」、「病気」も少なくない。遭難者の半数以上は無事に救出されているが、亡くなったり、行方不明になったり、負傷したりするケースもあるという。

 そこで、同広報室は『安全登山のポイント』として以下の3つを公開。(詳細は一部抜粋)

 【1】無理のない「登山計画」を
 ・安全な登山は、どんな山に登るかという計画から始まる。
 ・登山コースを決めたら、自分の体力では何時間かけて登って、
  下山できるかを考える。
 ・日が沈むと山道は暗く、危険が増すため、明るいうちに下山できるよう、
  登る時間と下山時間を考えることが大事。
 ・疲れすぎないよう、途中途中で休憩をとることも必要。

 【2】情報収集や装備を万全に
 ・登る山や登山ルートの状況など最新情報を調査し、予備知識をつけておく。
 ・登山の当日まで天気予報はしっかりとチェックする。
 ・気温や天候などに合わせて脱ぎ着のできる服装とトレッキングシューズなど
  の歩きやすい靴が必須。
 ・道迷いなどの遭難を防ぐために、地図とコンパスを持参することも重要。
 ・万一、遭難した場合に助けを呼べるよう、携帯電話や無線機などの
  連絡手段は必ず持っていく。

 【3】山に登る前に「登山計画書(登山届)」の作成と提出を
 ・登山計画を立てたら、登山計画書(登山届)に行動予定をまとめ、
  一緒に登山する人と共有する。
 ・家族や職場の同僚など周囲の人々にも、行動予定を伝えておくことが大事。
 ・登山計画書は、入山する前に提出する。
 ・疲労による遭難も発生しているため、登山をする前には、
  日ごろからトレーニングを行い、体力をつけておくことが大事。

 登山は、頂上にたどりつくことが最終目的のように思われがちだが、実際は、山に登る前に体力をつけたり、山登りの知識を蓄えながら必要な道具を準備し、常時天候や体調を意識しながら、無事に下山することが本当のゴールともいえるだろう。楽しむための登山で悲劇を生み出さないためにも、事前に入念な準備をし、登山の怖さも知ったうえで山に登ろう。

《ダイエットクラブ編集部》

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