


アサヒグループホールディングスのアサヒグループホールディングスお客様生活文化研究所が、6月5日から11日の間、インターネットで“心のオアシス”(心の落ち着きを得ることができる状態)に関する意識調査を実施し、776人(20代以上の男女)から得た結果を発表した。
調査によると、全体の83.9%が「現在、何かしらのことに疲れを感じている」と回答。疲れの理由としては、「仕事」や「家事」を理由とする人が多い傾向にあった。世代別では、30代がもっとも疲れを感じており、96.5%もの人たちが「疲れている」と回答したという。
続いて『1日の中でもっとも疲れを感じる時間帯』について、男性は「午前中」(30.4%)、女性は「夕方」(35.0%)との結果に。その一方で『心のオアシス』を感じることのできる時間帯は、男女ともに「夜」(男性58.8%、女性51.6%)となった。
さらに『“心のオアシス”を感じるシーン』について質問したところ、男性トップは「お風呂」(44.4%)、女性は「ベッド」(45.9%)だった。また、「晩酌」(男性44.2%、女性28.0%)や「デザート」(男性14.8%、女性43.1%)など、回答項目によって男女間で大きな差が見受けられた。
そこで『“心のオアシス”を感じたいときに飲みたいドリンク』について質問したところ、以下のようなランキングになった。
■男性が“心のオアシス”を感じるときに飲みたいドリンク
1位:ビール 65.9%
2位:コーヒー 18.1%
3位:ワイン 17.1%
4位:焼酎 16.5%
5位:新ジャンル 15.7%
5位:ウイスキー 15.7%
7位:日本酒 11.5%
8位:緑茶 10.7%
9位:発泡酒 9.6%
10位:チューハイ 9.1%
■女性が“心のオアシス”を感じるときに飲みたいドリンク
1位:コーヒー 46.0%
2位:ビール 42.7%
3位:ワイン 22.6%
4位:緑茶 20.9%
5位:紅茶 16.1%
6位:チューハイ 15.8%
7位:新ジャンル 13.0%
8位:カクテル 12.4%
9位:梅酒などの果実酒 11.0%
10位:発泡酒 9.6%
この結果から分かるように、男女ともに“心のオアシス”を感じる飲み物の上位が「お酒」となっている。いまの時期、とくに真夏日などは、野外やビアガーデンでお酒を飲む機会もあるだろう。日々の疲れを癒すものとしてお酒を飲む場合は、くれぐれも飲酒量に気を付けて、マナーを守り、他人の迷惑や事故の発生につながらないように必ず注意しよう。