登山中は危険がいっぱい!? 山登りで気をつけたい9つの危機

平成24年 目的別山岳遭難者数の割合(警視庁より)
2013年7月2日(火) 14時15分
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平成24年 目的別山岳遭難者数の割合(警視庁より)
平成24年 目的別山岳遭難者数の割合(警視庁より)
平成24年 熊洋別山岳遭難者数の割合(警視庁より)
平成24年 熊洋別山岳遭難者数の割合(警視庁より)
平成24年 年齢層別山岳遭難者数の割合(警視庁より)
平成24年 年齢層別山岳遭難者数の割合(警視庁より)
平成24年 単独登山者の遭難状況(警視庁より)
平成24年 単独登山者の遭難状況(警視庁より)

 7月に入り、世界遺産に登録された富士山も山開きしたことで、ますます「登山ブーム」が盛り上がりそうな昨今。

 日本各地の夏山に登り、頂上ですがすがしい気持ちを満喫するためには、気をつけなければならないことがある。

 以下では、公益社団法人日本山岳ガイド協会が発表した『登山中の「9つの危機」』を取り上げる。(一部抜粋)

■登山中の「9つの危機」

1:道迷い
 山での遭難原因の第1位は、転倒や滑落ではなく「道迷い」で、全体の4割以上を
 占めています(警察庁「平成24年中における山岳遭難概要」より)。登山中、
 「おかしい」と感じたら、すぐに地図でルートや目印を確認してください。
 携帯やスマホのGPSも便利ですが、地形や天候によっては使用できなくなることが
 あり、電池の心配もあります。地図とコンパスを必ず携行しましょう。

2:転倒、転落・滑落
 急な登山道で転倒することは即、転落につながります。まず転倒しないことを
 心がけて歩きましょう。転倒しやすいところや転倒しそうな状況はある程度
 予想できますので、事前の注意喚起で転倒・転落を防ぐことができます。
 危険な場所では、ゆっくりと歩くこと。気をつけたいのが靴ひもの緩みです。
 しっかりと締め、足が靴の中でぐらつかないようにしてください。

3:疲労
 登山では「下り」が肝心。遭難事故の多くが下りで起きています。目的を達して
 気が緩み、「もう大丈夫」と歩き続けると、疲労のために身体の動きや判断力が
 低下し、危機度が高まります。休憩を取り、水分と栄養を補給しましょう。

4:落石
 石は上から落ちてきます。疲れて下を見て歩かずに、しっかりと前・上を向いて
 歩くこと。不注意で自分が落石させてしまったら、大声で「ラーク(落)!」、
 「落石!」と下方へ叫びましょう。

5:落雷
 音や光で早めに察知し、山小屋へ逃げるのが鉄則です。野外ではできるだけ低く
 乾燥した窪地に身を寄せ、尾根や岩場では姿勢を低く保ち、多人数の時は分かれて、
 雷雲が通り過ぎるのを待ちましょう。

6:崩落
 雨が降ると崩落や土砂崩れが起きやすくなります。
 最近はゲリラ豪雨に伴う予測できない崩落・土砂崩れも多くなっています。
 天候の変化に十分に注意してください。

7:鉄砲水
 台風や集中豪雨が起きやすい夏は特に注意が必要です。高山では雨はそのまま
 水流となって谷に集中し、一気に増水します。雨が上がっても1~2日は危険が
 あるので、気を抜かず注意してください。

8:凍傷
 日本の夏山で凍傷の恐れはありませんが、軽装で登って天候が急変し、風雨に
 さらされて低体温症になるケースは少なくありません。全身を覆って保温が
 できる衣類を携行しましょう。

9:野生生物
 登山中、特に危険な生き物はススメバチ、クマ、毒ヘビ。出会ったら慌てず、
 ゆっくりと離れ、大声をあげたり刺激を与えないようにしましょう。
 かぶれを引き起こすウルシ類も絶対ふれないように。

 ここでは9つの危機を紹介したが、実際の登山では何が起こるかわからない。慣れない場所で突然のトラブルに遭遇すると、だれしもがパニック状態に陥るものだ。どうしたらよいかわからなくなり、混乱してしまうことで被害が拡大するケースもある。もし、登山中に何らかの事故が発生した場合は、まず心を落ち着けて冷静になろう。そのあと、目の前の事態をしっかり把握し、その場でできる最善のことを実行するのがよいだろう。

《ダイエットクラブ編集部》

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