ダイエットがもたらす体調不良…栄養不足に注意

福島多香恵
2013年7月5日(金) 15時00分
福島多香恵
福島多香恵
体重だけでなく体調にも気を配る必要がある 写真提供:Getty Images
体重だけでなく体調にも気を配る必要がある 写真提供:Getty Images

 ダイエットや体型維持のために、日々の運動を欠かさず、サプリメントなどを飲んでいるのに、「痩せないし、体調が悪くなった」という人はいないでしょうか。

 今回は、痩せるために積極的に運動を行っている“み~ちゃん”の不調を例に挙げ、ダイエットがもたらす体調不良について考えていきます。

 み~ちゃんは、だれもが羨む美ボディ美人。運動習慣も人並み以上で日々努力を積んでいます。朝起きれば軽くジョギング。仕事の合間にストレッチ。お仕事帰りはクラシックバレーやピラティスの教室に通っています。そして、もっともっと痩せたい一心で、低炭水化物ダイエットもがんばっていました。

 ところが、ここ数カ月生理がきません。プロテインのサプリメントも飲んでいたりと、生理不順の理由がわかりません。み~ちゃんは、自分自身の活動量と食事の関係について考えざるをえなくなったのです。

 み~ちゃんが無月経のまま、何年もこれまでのような生活を続ければ、内分泌系に支障をきたし、骨密度が減少します。最終的には、骨粗しょう症になってしまうかもしれません。

 ここで、み~ちゃんが日常的に行っていたことを見直し、注意点をお伝えします。

 ・ジョギング、ストレッチ、クラシックバレー、ピラティスなどの運動
  激しい運動をする女性は鉄分の補給が欠かせません。
  鉄分だけではなく、ビタミンCもふだんより多めに摂取しなければいけません。
  激しい運動で汗をたくさんかく場合は、塩分が含まれた水分を補給します。
  バナナなど、カリウム豊富なドリンクも体の助けになってきます。

 ・低炭水化物ダイエット
  炭水化物をまったくとらないダイエットをしていれば、
  激しく長い運動中に血糖値の低下を伴い、低血糖の危険性も高まります。

 ・プロテインのサプリメントを飲用
  あまりにもサプリメントに依存すれば、消化吸収能力が衰えてしまいます。
  基本は食事、不足しがちな部分はサプリメントで補充していきましょう。

 長い年月が経ってから、はじめて気がつく栄養不足。ダイエットを意識して食事の摂取量が不足している方は、今のうちに見直しておきましょう。

■プロフィール
福島多香恵 | ピラティスインストラクター
URL:http://profile.ne.jp/pf/chairobics-fukushima/

ジャズダンスインストラクターの経験から椅子を使ったエクササイズ、チェアロビクスを創案。平成8年会社設立後「登録商標」を取得。研究を続ける中で、身体の深層筋の重要性を実感し、ネバダ州立大学ドリーケラペス教授のもとピラティスを学ぶ。大学院において日本フィットネス協会会長宮下充正教授のもとチェアロビクスを研究。ゆっくりとした呼吸とともに美しい姿勢をつくる独自のエクササイズレシピを完成させる。専門家を探せる、相談できるWebサイト 「専門家プロファイル」でも活躍中。


写真提供:Getty Images

《ダイエットクラブ編集部》

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