


まず始めに、『生理不順について知っていますか?』と質問した結果、「知っている」と答えた人は75.2%となり、「詳しく知らない」、「知らない」と答えた人は合わせて24.8%だった。なお、「生理不順」とは、日本産科婦人科学会で定めている正常な生理周期である、25日から38日間の周期より、短い場合も長い場合も、ともに生理不順と呼ばれている。
今回の調査の中で、『生理不順の症状で悩んだことはありますか?』と尋ねたところ、「悩んだことがある」と答えた人が79.3%だった。そこで、具体的な症状を聞くと「予定日から7日以内のズレがあった」という回答が30.9%でもっとも多く、「生理周期が不安定だった」が22.8%、「生理が1回分こなかった」が13.5%になった。
続いて、『生理不順のとき、生活環境に何か変化はありましたか?』という問いでは、以下のような結果になった。
■生理不順を感じたときの生活環境の変化
第1位:ストレスが溜まっていた
第2位:仕事や学校で疲れていた
第3位:特に変わりなかった
第4位:進学、就職など環境の変化
第5位:失恋などの大きなショック
第6位:投薬していた
第7位:ダイエット中だった
第8位:急激に体重が増加した
第9位:激しい運動をした
第10位:その他
この結果から、多くの女性がストレスや疲労が蓄積されているときに、生理不順の症状を感じていることがわかった。環境による心身の状態が生理にも影響することを意識して、メンタルケアや肉体疲労の回復を心がける必要がありそうだ。