花王とパナソニックが協賛し、共同で運営している「血めぐり研究会」は、長時間IT機器などを使用し、日頃から目の疲れを感じている、20代から50代の男女400名を対象に、「目の疲れ」に関する調査を実施し、その結果を発表した。
同調査で、『あなたの“目の疲れ”は、どのような状況ですか』と尋ねたところ、「常に感じる」(43.0%)、「たまに感じる」(53.5%)と回答した人の合計が96.5%になり、ほとんどの人が目の疲れを感じていることがわかった。
続いて、『仕事中、“目の疲れ”によって感じたことがある症状』を聞いた結果、以下のようなランキングになった。
■“目の疲れ”によって感じたことがある症状
第1位:集中力の低下
第2位:気力の低下
第3位:頭痛/偏頭痛
第4位:眠気が起こる
第5位:ストレス
このほか、『“目の疲れ”に対する対処は行っていますか』という質問では、53.0%の人が「行っている」と回答したものの、47.0%の人は「行っていない」と答えた。そこで、『“目の疲れ”の対処を行わない理由』を聞いたところ、もっとも多かったのは「対処方法がわからないから」(69.3%)という理由だった。その他として、「面倒だから」(27.0%)、「時間が取れないから」(14.3%)、「対処する必要を感じないから」(9.5%)という理由もあった。
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