




アンケートでは、家事を手伝う夫“家事メン”の家事参加について、夫・妻の立場から、「床掃除」、「浴室掃除」、「トイレ掃除」、「洗濯」、「お皿洗い」、「調理器具洗い」といった家事について、頻度や満足度などについて調査している。
同調査で、“家事メン”という言葉を知っている(「知っている」、「聞いた事がある」を含めて)と答えた夫・妻は、共に50%を超えた。「ときどきやる、気まぐれ家事メン」であると自覚する夫は、46.6%で、同様に指摘する妻は、41.7%と、自他共に認める「気まぐれ家事メン」が主流だった。
また、夫が家事をやる意義は「妻からのありがとうの言葉」(58.3%)と、「妻の機嫌が良くなること」(55.3%)が多かった。「お小遣いのアップ」が行われる家庭は全体の3%に満たず、家事ぐらいでは財布の口は緩まないのが現実のようだ。しかし、その一方で、家事をやって得られてはいないが、得られたらいいと思う事として、35%の夫が小遣いアップを挙げている。
夫がもっとも行う掃除は、「浴室掃除」で、74.8%の夫が週に1回以上やると答えている。 浴室掃除を自主的に行うようになったという夫は70%で、妻に促されては、25%だった。次いで多かったのが、「お皿洗い」である。
夫の浴室掃除の仕上がりについて、69%の夫が「とても満足」「やや満足」と回答し、一方の妻は、夫の掃除を、「とても満足」「やや満足」と、66%が回答しており、夫と妻とも一致している。
しかし、夫の行う浴室掃除について、妻が指摘する不満点の大多数は、「夫が浴槽しか掃除しない事」で、その他の細かい汚れが落ちていない事を指摘しており、その仕事ぶりには不満もあるようだ。
