
最近では、甘くない炭酸飲料や炭酸水(炭酸入りの水)を目にする機会も多いだろう。これまでの炭酸飲料といえば、コーラや果汁系など、甘いものが主流で、子どもをターゲットにしたような商品が主だったが、近年では大人をターゲットにした甘くない炭酸が各社から発売されている。
炭酸飲料の特徴は、何と言ってもあのシュワシュワでさわやかな飲み口だろう。あの「シュワシュワ」は、実は体に入るとさまざまなうれしい効果があることが明らかになっている。
まず、「ダイエット効果」である。炭酸水を飲むと、炭酸水に溶けている二酸化炭素が血中に入る。すると血液は酸素欠乏になり、酸素量を増やすために血管を広げ、さらに酸素や栄養を送り込もうとする。血管が拡張されると血流が良くなり、代謝がアップするという。
次に、「美肌効果」である。冷え性の改善、むくみの解消、肌の新陳代謝の活性化などが挙げられる。また、胃や腸の「ぜん動運動」が活発になり、便秘解消にも繋がる。
最後に、「健康効果」である。血圧を下げる作用や動脈硬化の予防など、血管に関係する疾患に良い効果があると考えられている。疲労物質を中和する作用があり、疲労回復の効果もあると、サニーヘルスのレポートで紹介されている。
