


今回は調査レポート第4弾として、「お取り寄せに関する消費者実態調査」をテーマに、インターネットリサーチにて、過去1年以内にインターネット通信販売を利用したことがある全国の15歳から69歳の男女を対象に調査を行い、計1,000の回答を得た。
なお、ここでの「お取り寄せ」とは、通信販売で「グルメ商品」や「地方名産品(主に食品)」を自宅に配送してもらうことである。
同調者によれば、全回答者のうち、何らかの商品をインターネット通信販売(以下ネット通販)で「お取り寄せ」したことがある人は約6割(57.3%)だった。
また、年代別に見てみると、ネット通販でのお取り寄せの経験率は年代が上がるごとに高くなっており、10代では21.1%、20代では44.9%、30代では57.5%、40代・50代では73.1%、60代では74.1%となっており、40代以上の人の7割以上がネット通販でのお取り寄せを経験している。
そこで、お取り寄せ経験があると回答した人に、お取り寄せしたことがある商品を聞いたところ、以下のような結果になった。
■お取り寄せしたことがある商品
1位「洋菓子・スイーツ」(47.3%)
2位の「コーヒー・茶・ジュース」(25.8%)
3位「エビ・カニ」(25.3%)
4位「お酒(ビール・ワイン・焼酎・日本酒)」(23.7%)
5位「和菓子・和スイーツ」(22.0%)
このほか、お取り寄せの感動経験率(ネット通販のお取り寄せ経験者が、お取り寄せをした各商品に対して「お取り寄せをして良かった、感動した」と回答した割合)がもっとも高かったのは「エビ・カニ」(51.0%)だった。以下、2位は「明太子・たらこ・いくら」(48.2%)、3位は「洋菓子・スイーツ」(46.5%)となった。「明太子・たらこ・いくら」は、お取り寄せ経験率としては9位だったが、感動経験率では2位にランクインしている。