薬膳インストラクターが、東洋のスーパーフルーツ「なつめ」を紹介

薬膳インストラクターが、東洋のスーパーフルーツ「なつめ」を紹介(写真は、なつめを乾燥させた「大棗」)
11月25日、都内にて『なつめいろ商品発表会および「なつめ活用セミナー」』が実施された。

同イベントは、なつめ専門店「なつめいろ」が展開している商品をアピールするために行われたもので、薬膳インストラクター(「なつめいろ」商品開発部)の清水朝子氏が、セミナー講師として登壇した。

清水氏は、過去に何度も身体を壊し、入院した経験があることを話したあと、体調を改善する方法を探す中で「東洋医学」に興味を持つようになり、食で体調を整える「薬膳」の知識を習得するに至ったことを伝えた。

このあと清水氏は、東洋のスーパーフルーツとして「なつめ」を紹介。

なつめは、クロウメモドキ科の果実で、中国や韓国では古くから栽培されており、日本へは奈良時代に中国から伝来し、民家の庭先で育てていた人も多かったという。また、主に中国料理や韓国の薬膳料理、韓国伝統茶に使われており、なつめを乾燥させた「大棗(たいそう)」は、漢方の重要な生薬としても活用されているのだとか。

続けて清水氏は、大棗にさまざまな栄養素(ミネラル、マグネシウム、タンパク質、食物繊維、カリウム、パントテン酸、葉酸、鉄分、亜鉛など)が豊富に含まれていることを説明した。

さらに清水氏は、なつめがもつ美容効果として「むくみ解消、貧血防止、便秘解消、ホルモンバランスを整える、二日酔いに効く、胃の調子を整える、リラックス効果があります。それだけでなく、なつめには妊産婦の健康を助けるパワー(葉酸、鉄分、カルシウム、亜鉛)もあります」と話していた。

最後には、なつめを乾燥させた「なつめチップス」を使用した、なつめ間食メニューが振る舞われた。
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