同調査における「スポーツ用品市場」とは、ゴルフ、スキー・スノーボード、釣り、アスレチックウエア、アウトドア、スポーツシューズ、テニス、スイム、野球・ソフトボール、サイクルスポーツ、バドミントン、武道、卓球、フィットネス、サッカー・フットサル、バスケットボール、バレーボール、ラグビーの主要18分野の関連用品を対象とし、メーカー出荷金額ベースで市場規模を算出している。
2012年のスポーツ用品国内市場規模は、前年比103.4パーセントの1兆2,838億円の見込みである。2009年より3年連続でマイナス成長となっていた当該市場だが、プラス成長へと転じた。
2011年は、東日本大震災の影響もあり、全18分野の中で10分野がマイナス成長となった。しかし、その反動もあって、2012年では15分野がプラス成長を果たし、マイナス成長は3分野となった。アウトドア用品、スポーツシューズ、フィットネス用品の3分野は、堅調な成長を遂げ、2009年から4年連続の成長を見込んでいる。
同社は、2013年のスポーツ用品国内市場規模はほとんどのカテゴリーでプラス成長となり、前年比102.4パーセントの1兆3,143億4,000万円と予測している。